柔らかな輝きと、いまのムードにぴったりと合う華やかさがシルバーの魅力。
ジェンダーレスにまとえる、特別な素材です。
いっぽう、「シルバーアクセサリーは男性っぽいから。」
「変色するから。」
「ゴールドやプラチナと比べると…。」
シルバーは比較的手に取りやすい貴金属ですが、こんな意見もありますよね。
ただ、シルバーにしかない魅力もたしかにあるのです。
プラチナよりも白い輝きを放ち、加工のしやすさからデザインの幅も圧倒的に広がるのがシルバー。
今回はいま身につけたい、シルバージュエリー・アクセサリーを展開するブランドをピックアップ!
日本発のブランドもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
いまを楽しむ。私を彩るシルバージュエリー・アクセサリー
シルバーだからこそできる、映えるデザイン。
柔らかな素材の特性を存分に味わえるなど、「シルバー」に向き合ったからこそ生まれる凜とした美しさがあります。
シルバージュエリーを展開しているブランドのなかでも、今回は6つの特別なブランドをご紹介。
Charlotte Chesnais(シャルロット シェネ)
BALENCIAGA(バレンシアガ)出身のデザイナーが2015年にスタートしたCharlotte Chesnais。
アートピースのようなジュエリーはつけた時に印象がガラリと変わるので、意外性の高さにもきっと驚くブランド。
Saturn(サタン)は土星をモチーフにしたふたつの円からなるピアス。
個性的なデザインが光る一方、何年でもつけられるベーシックさが魅力的です。
ゴールド部分はK18ヴェルメイユ。
ヴェルメイユとは…地金はシルバー925以上、ゴールドプレートはK10以上、プレートの厚みは1.5ミクロン以上の素材
Charlotte Chesnaisのヴェルメイユは厚みが5ミクロンあることを証明する刻印が打たれています。
めっきとは異なる、古くから伝わる技法が品質の高さを保証。
水のように流れ落ちる曲線が特徴のイヤーカフは、それどうなってるの?と話題の的になるアイテム。
blanciris
2012年、フランス・パリでスタートしたblanciris。
卓越した技を持つイタリアの工房で生み出されるジュエリーは、身につけた時の存在感に表れています。
シンプルなデザインは、モダンでクリーン。
纏う人の芯を彩る、大人だからこそ似合うジュエリーブランド。
Charlotte Chesnaisと同じく、ヴェルメイユを採用したシリーズも。
ゴールド部分はK24ヴェルメイユ。
TEN.(テン)
2017年にスタートしたTEN.。
躍動感あるデザインと、肌に溶け込んでしまいそうなバランスが魅力のブランドです。
シルバーの経年変化を楽しめるようなデザインは、素材にこだわりを持っているからこそ。
また、ジェンダーレスに楽しめるようにと4lineと6lineのふたつを展開。
2021年からはヘアアクセサリーも登場。
ひとつでどんなヘアスタイルも華やかな仕上がりに。
flake(フレーク)
日本生まれのflake。
ブランド名の「フレーク」は一片・断片を意味する言葉。
地球や人間、世の中にあるすべてのものは何かのカケラで、そうしたカケラを作りたいというデザイナーの意志が込められています。
浮き出る線で宝石をかたどったようなline jewerly。
波立つ曲線が魅力のclownなど、「カケラ」の表現方法も多岐に渡ります。
SAPIR BACHAR(サピア バシャール)
2019年にニューヨークでスタートしたSAPIR BACHAR。
都会的なミニマムデザインは、伝統的な技術を持つ金細工師の手によって生み出されています。
留め具のひとつひとつまでこだわりが息づいているので、生涯をかけて愛でたいシルバージュエリーになることでしょう。
K18ヴェルメイユとsilver925の組み合わせは、特別なシーンから普段まで広く活躍。
Kaoru(カオル)
1999年、日本・京都でスタートしたKaoru。
古き良きものにインスパイアされたジュエリーは、有機的なラインの美しさに古都の魅力がたっぷりと詰まっているよう。
自然が映し出す風景の一部をシルバーに。
鍵編みレースのようなデザインは、Kaoruを象徴するシリーズです。
ジェンダーレス。
エイジレス。
時代の移り変わりで、より垣根なくジュエリー・アクセサリーを楽しむことができるようになりました。
ジュエリー・アクセサリーの選択肢の広がりを語るときに、シルバーは欠かすことはできません。
ティファニーやクロムハーツといった歴史あるブランドが生み出すシルバージュエリー。
作家の思いが映し出された、パーソナルな世界観が魅力のシルバージュエリー。
力強さと繊細さを表現できる、シルバーの魅力を再発見してみては。
POINT
- 貴金属の中でも白い輝きと加工のしやすさが特徴のシルバー
- ヴェルメイユは地金のシルバーは925以上、ゴールドプレートはK10以上、プレートの厚みは1.5ミクロン以上と規定
【あわせて読みたい】「シルバージュエリー」を確立したティファニー。
シルバーのお手入れ方法も併せてチェック!
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます
大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。