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べっ甲・琥珀とは?素材の違いとアクセサリー・ネイルへの取り入れ方

秋冬にぴったりの「べっ甲(べっこう)」と「琥珀(こはく)」。
どちらも茶系なので、一目では見分けがつかない!という方も多いのではないでしょうか。

ジュエリー・アクセサリーにも用いられる「べっ甲」と「琥珀」は、見た目はもちろん元となる素材も異なります。

今回は「べっ甲」と「琥珀」について。
外観の違いから素材の魅力、そしてネイルやアクセサリーへのトレンド感ある取り入れ方のヒントをお届けします。

べっ甲と琥珀はどう違う?見た目の特徴と素材の違い

似た色合いの「べっ甲」と「琥珀」。
今季のネイルでもトレンドのふたつですが、違いがわかりにくいですよね。

まずは、それぞれの素材に注目してみましょう。

べっ甲は“タイマイの甲羅を加工した”もの

べっ甲は英語で「Tortoiseshell(トータシェル)/turtle shell(タートル シェル)」。
亀の甲羅を加工して作るため、「甲」という字が用いられているのです。

べっ甲に加工されるのは、「タイマイ」という海亀の一種。
高い加工技術が必要な素材で、古くからかんざしやブローチへと加工されてきました。
半透明で黒と茶、黄色のまだら模様が特徴的です。

漢字では「鼈甲」と書きます。
しかし、べっこうの鼈(べつ)は「タイマイ」ではなく「スッポン」を指します。

一説によると1841年の天保の時代、贅沢を禁止する「奢侈禁止令」が出されたため、タイマイではなくスッポンだと誤魔化すために表記を変えたと言われています。

現在でもワシントン条例により、タイマイの輸入が規制されているため手に入れることが難しい素材です。

そのため、今流通しているアクセサリーのほとんどはべっ甲の柄をアクリルなどの別の素材で表現しています。

琥珀は“植物樹脂が数千年以上かけて化石化した”もの


琥珀は英語で「Amber(アンバー)」。
針葉樹林の樹脂が地質学的な時間を経て化石化したもので、黄色以外にも赤や緑、黒のカラーバリエーションがあります。

べっ甲と見分けがつきにくいのは、黄金のような明るい黄色から深みのある飴色
また、内包物を取り込むことがあり、昆虫や木の葉、苔などのインクルージョンを確認できます。

現存する植物樹脂が硬化した場合には「コパル樹脂」と呼ばれ、琥珀ではなくイミテーションとして扱われます。
そのため、膨大な時間を経て生み出される重みも、琥珀の魅力のひとつ。

硬度は2半と低く、爪でも簡単に傷がついてしまうため取り扱いは注意してくださいね。

秋冬にぴったり!べっ甲・琥珀の魅力満載のアイテム3選

上手に取り入れることで、一気にこなれ感が生まれる「べっ甲」と「琥珀」。
ここではトレンド感ある装いに欠かせない3つのアイテムをご紹介します。

ピアスは色を添えて軽やかに

落ち着いた色をピアスで取り入れるなら、緑や青の石と合わせて軽さを演出するのがおすすめ。
鮮やかな色を添えることで、色味が落ち着きがちな秋冬のファッションのアクセントにもなります。

ネックレスはつけずに、ピアスが主役のコーディネートを楽しんでくださいね。

ボリューム感あるリングで手元に重厚感を

こっくりとした色合いと、べっ甲柄の美しさを引き立てるゴールド。
インクルージョンが神秘的な琥珀には、涼しげなシルバーを合わせて印象的に。

ボリューム感のあるリングをニットやカーディガンの袖から覗かせて、存在感を楽しむアクセサリーコーデが完成します。

ネイルはメリハリを聞かせて「柄」を引き立てる

べっ甲ネイル・琥珀ネイルに初めて挑戦するなら、まずは左右で一本ずつ取り入れてみてはいかがでしょう。
マットなパープルとグレイのネイルにツヤのあるべっ甲ネイルは、大人の女性に似合う華やさ。
ちょっと冒険したい方なら、一本だけミラーネイルを取り入れて、琥珀の透明感とのコントラストを効かせたトレンド感たっぷりのネイルもおすすめです。

「べっ甲」と「琥珀」。
素材から歴史、個性を知ることで、私たちが感じる魅力は異なってきます。

それぞれの良さを味方につけて、秋冬のファッションをより楽しんでくださいね!

POINT

  • 「べっ甲」はウミガメの一種タイマイの甲羅を加工したもの
  • 「琥珀」は植物樹脂が長い年月をかけて化石化したもの
  • 天然はどちらも希少価値が高く、イミテーションや模造品も存在
  • 天然の「べっ甲」と「琥珀」は硬度が低く、取り扱いには注意が必要

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