ジュエリーの基礎知識

【青い宝石】爽やかな青に癒されたい!ブルー系の宝石の名前と種類一覧

サファイアにアクアマリン、ターコイズ。
「青」といえば、これからの季節を連想させる爽やかなカラー。

宝石で取り入れて季節感を楽しみたいものですが、ブルーの宝石が持つ魅力はそれだけではありません。

「平和」「誠実」「成功」「誇り」といった宝石言葉が多いブルーの宝石は、身につけることで大人にぴったりの淑やかな印象も与えてくれるのです。

今回は、色石シリーズ第二弾!

吸い込まれるような深海のブルーから、透き通った空のようなブルーまで、これからの季節にもぴったりの青い宝石をご紹介します。

青い宝石といえば!なブルーの宝石

サファイア

きらやかな輝きが特徴的で、三大宝石のひとつに数えられる「サファイア」。
なかでも「コーンフラワー・ブルー」と称される色味が最も高く評価されます。

黒みがかっていなく、透明感があるものがおすすめ。

参考記事:【宝石の種類】サファイア:意味と誕生月、パパラチア・サファイアとは?

タンザナイト

ティファニー社が命名し、一躍有名になった「タンザナイト」。
ゾイサイトという鉱物の一種であり、青から紫がかったものを指します。

多色性が顕著なものほど、人気が高い傾向にあります。

アクアマリン

淡いブルーが水を連想させる「アクアマリン」。
エメラルドやモルガナイトと同一の鉱物「ベリル」の一種であり、灰色がかっておらず、色が濃いものが高品質。

また、「サンタマリア」を冠するものはひときわ美しいことで知られています。


参考記事:【宝石の種類】アクアマリン:意味と誕生月、サンタマリア・アフリカーナとは?

ターコイズ

青から緑系のものまであり、網目(ネット)が力強い印象を受ける「ターコイズ」。
ネットがなく、色味が均一なものは「スリーピング・ビューティー」と称され、ハイジュエリーにも用いられます。

アイオライト

結晶方向によって色が変わる三色性を持った「アイオライト」。
見る角度を変えると透明にみえる性質があります。

スミレのような色から、和名では菫青石(きんせいせき)と呼ばれています。

ラピスラズリ

56千年前から人類に親しまれてきた「ラピスラズリ」。
建築物や顔料の素材としても使用されていました。

金色のパイライトが綺麗に入ったものは夜空に輝く星のようで、ほかの青い宝石とは一味違う特別感があります。

カイヤナイト

カイヤナイト」は、結晶方向で硬度が異なる性質をもちます。
そのため、硬度が4.5から7と幅がある宝石。

カラーレス部分とブルー部分のコントラストが楽しめるのも、層状結晶のカイヤナイトの特長です。

ちょっと珍しいブルーの宝石

フローライト

カラーが豊富な「フローライト」。
紫外線や加熱によって発光することから、和名では「蛍石」と呼ばれている宝石。

紫がかったものから緑っぽいものまで、さまざまなブルーを楽しめます。

パライバ・トルマリン

宝石のなかでも高価な「パライバ・トルマリン」。
ネオンブルーが鮮やかで、透明度の高いものが品質が良いとされています。

目がさめるようなカラーは、小さなルースでも圧倒的な存在感を放ちます

 

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インディゴライト・トルマリン

藍色を指す「インディゴ」は、パライバとは異なるシックな青のトルマリン。
濃いデニムような色味が特徴的で、色の濃さと鮮やかさのバランスが優れたものは、品のある美しさを持っています。

アパタイト

ブルーやブルーグリーンの色を示す「アパタイト」。
名前の語源は「騙す」というギリシャ語から。

アクアマリンやアメシストと混同されてきたため、この名がつけられました。
世界中で産出しますが、宝石質のものはごくわずか。

ブルー・ジルコン

ジルコニアとは異なり、自然界に存在する鉱物で輝きも強い「ジルコン」。
青色は多くが加熱処理されたもの。

複屈折という、ジルコンに文字や模様を透かすと二重に見える性質があります。

ブルー・トパーズ

透明感のあるブルーが人気の「ブルー・トパーズ」。
一般的には放射線処理で鮮やかな色にされます。

「スカイブルー」や「スイスブルー」、「ロンドンブルー」など、濃淡によって異なる名称があるのです。

 

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ベニトアイト

神秘的な青色に加え、屈折率が高く、光の分散が強いことから、大きな粒のものはジェムクオリティーとして重宝される「ベニトアイト」。
多色性があり、見る角度によっては青から無色まで示すものも。

アウイナイト

アウィンとも呼ばれ、ラピスラズリの組成物である「アウイナイト」。
透明感のある瑠璃色で、ベニトアイトと並び、サファイアよりも美しいと評されたこともある宝石。

フランスの結晶学者・鉱物学者である「R.J.Hauy」が由来。

ユークレース

無色から青、緑まである「ユークレース」。
無色のものが多いので、混ざり気のないブルーは希少。

淡いカラーは、アクアマリンや、パライバトルマリンに似たブルーもあります。

ラリマー

透き通った水色と白の波状模様が組み合わさり、水面を切り取ったかのように見える「ラリマー」。
ドミニカ共和国でのみ産出し、希少性が高い宝石のひとつ。

個性的なブルーの宝石をお探しの方におすすめ。

ブルー・アゲート

クオーツの変種であるアゲートは、赤から青、緑に黒などカラーバリエーションも多い宝石。
ブルーレース・アゲートなど、縞目が美しく特徴的なものもあります。

ブルー・ダイヤモンド

天然のブルーダイヤモンドは希少で、窒素やホウ素が入ることでブルーを発色
他のファンシーカラーダイヤモンドよりも産出量が圧倒的に少ない宝石。人工的な処理でブルーにしたり、着色することもあります。

POINT

  • ブルーの宝石といっても濃紺から水色まである
  • 青も濃すぎると黒っぽく見えるものもあるので、選ぶ際にはしっかり確認を
  • 色を良く見せるため、または変える「処理」が施されていることも

青色以外の宝石の記事もぜひご覧くださいね。

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