ジュエリーの基礎知識

【橙色・黄色の宝石】気持ち弾むオレンジ・イエロー系の宝石の名前と種類一覧

明るく幸せなイメージを持つオレンジイエロー
アンバーにシトリン、サンストーンなど、宝石からも暖かさや楽しさが伝わってくるようですね。

今回は色石シリーズ第五弾!
肌になじみ、ジュエリーとして身につけたときにも十分な存在感を放つ、橙色と黄色の宝石の魅力をお届けします。

オレンジの宝石

オパール(オレンジ)

見る角度によってさまざまな色を見せる遊色効果(プレイ・オブ・カラー)を持つ「プレシャス・オパール」と、遊色効果を持たない「コモン・オパール」があります。

また、不透明石から透明石まであり、オレンジは目がさめるようなカラーが特徴。
ファイア・オパールは地色が赤色から橙色で、遊色の有無は問いません。

アンバー

和名で琥珀(こはく)と表される「アンバー」。
黄色や橙色、茶色のカラーが一般的。

樹液が化石化する中で、虫や植物を取り込むこともあります。

一般的なインクルージョンの評価とは異なり、混入物が価値あるものとされ、稀少性が上がることも。

サンストーン

ムーンストーンと同じ長石である「サンストーン」。
アベンチュリン効果(キラキラした輝き)を持ち、オリゴクレーズやヘマタイト、ゲーサイトが光を反射することで、太陽のような輝きを放ちます。

選ぶ際には、アベンチュリン効果が美しいものを。

スペサルティン・ガーネット

「スペサルタイト」とも呼ばれ、橙色から橙赤色を指します。
明るく濃いオレンジはマンダリン・ガーネットと呼ばれ、人気が高い宝石。

オレンジ・スピネル

スピネルの中でも産出が稀な「オレンジ・スピネル」。
オレンジの赤寄りの濃い発色と、スピネル本来の屈折率の高さが力強い印象を与えます。

橙色、黄色、褐色のスピネルは「ルビセル」とも呼ばれます。

オレンジ・ジルコン

高い屈折率を持ち、無色のものはダイヤモンドの代用品としても用いられてきたジルコン。
赤色に橙色、黄褐色から、マリーゴールドのような鮮やかなカラーがあります。

オレンジ・サファイア

赤色から黄色に近いものまで色の幅が広く、赤が強い「オレンジ・サファイア」「サンセットカラー」とも呼ばれます。

インペリアル・トパーズ

トパーズの中でも人気の高い「インペリアル・トパーズ」は、赤に近い橙色のシェリーカラーが高い評価を受けます。
インペリアルは「上質の、帝位の」といった意味。

イエローの宝石

シトリン

天然での産出量が少ない「シトリン」
クオーツを加熱処理することでより鮮やかなカラーを楽しむことができます。

黒みがかっていないものが良品。

トルマリン(イエロー)

色石のなかで、最も豊富なカラーリングで知られている「トルマリン」。

イエローのなかでも彩度が高い緑色を帯びたものを「カナリー・トルマリン」。
若干橙色がかったものは「ゴールデン・トルマリン」と呼ばれます。

クリソベリル

内包物が平行に隙間なく整った状態でカボションカットにすると、綺麗な「シャトヤンシー(猫の目)効果」が得られます。

黄色や緑色、褐色がありますが、地色がはちみつ色のクリソベリル・キャッツ・アイが最も高く評価されます

 

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イエロー・サファイア

濃い発色でなおかつ黒みがないものが上質であり、「ゴールデン・サファイア」と呼ばれます。
産出地は限られており、ごく稀にしか産出しません。

ヘリオドール

アクアマリン、エメラルドと同じベリルグループの一種である「ヘリオドール」。
インクルージョンも多く、宝石質のものが産出することは稀。

色味は淡い黄色から黄緑色を指します。

スファレライト

透明で飴のような光沢を持ち、黄色や褐色、赤色に緑色とバラエティ豊かな「スファレライト」。
宝石質は美しいのですが、硬度が低くへき開もあるため、ジュエリーに仕立てるには少し脆さが気になる宝石。

イエロー・ダイヤモンド

カラーレスにみえるダイヤモンドでも、実はほとんどの場合少し黄色・褐色味を帯びています。
無色に近いほど稀少性が高くなり、黄色に近づくほど評価が低くなります。

しかし、黄色の濃さが一定以上になると「ファンシーカラー」として、強い輝きを放つものは評価が高くなるのです。

POINT

  • 橙色・黄色の宝石は褐色味や赤色味を帯びたものが多い
  • 色味だけでなく、ジュエリーとして身につけるなら耐久性も考慮する
  • コマーシャルネームだけでなく、正しい宝石名も確認

 

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