ジュエリーの基礎知識

【ゼロからはじめるジュエリー選び】第1回:一生モノのジュエリー「アイテム」の選び方

あなたにとって「一生モノのジュエリー」とは。

知名度の高いブランドが展開するハイジュエリーでしょうか。
もしくは憧れの人が着けている特定のアイテムでしょうか。

「一生モノのジュエリー」を手に入れたいと思ったら。
ゼロからはじめるジュエリー選び」を通して、あなただけの「一生モノのジュエリー」を探し出してみませんか?

前半は「アイテム」や「素材」、「デザイン」や「ブランド」の選び方といったカテゴリから。
後半は嗜好やライフスタイルといったパーソナリティといった、それぞれ異なる観点からジュエリーの選び方をお届け。

連載初回、そして前半第一回目である今回は「アイテム」の選び方
真っ先に買いたい「一生モノのジュエリー」はネックレス?それともリング?

はじめての「一生モノのジュエリー」。どのアイテムを優先する?

デザインに素材、ブランド。
「一生モノのジュエリー」を考える時に優先するものは異なりますが、「ゼロからはじめるジュエリー選び」では、まず「どのアイテムが必要か」を考えてみましょう。

「ネックレス」「リング」「ブレスレット・バングル」といったベーシックなアイテムのうち、優先順位が一番高いのが「ネックレス」。

  1. ネックレス
  2. リング
  3. ブレスレット・バングル

優先順位第1位:ネックレス

この先数十年をともにするジュエリーを手に入れたいのならば、まずは「ネックレス」を。
その理由は三つ。

  • サイズの変化が起こりにくい
  • 紛失のリスクが低い
  • シンプルなデザインでも印象を華やかに

「ネックレス」は体型の変化による影響を受けにくいという利点があります。
つまり、他のアイテムに比べて、少々体型が変わってもお直しが必要となるケースが少ないのです。

同じチェーン状のアイテム「ブレスレット」と比較してみましょう。

たとえば肉付きが良くなった場合。
手首周りのサイズが1cm変わったと仮定しましょう。

手首周りの1cmは着用感を大幅に変えるため、見た目だけでなく「着けづらい」といった機能面にも影響します。
反対に痩せた場合も、遊びがありすぎて引っ掛けやすくなるなど、機能面に同様の影響を与えます。

どちらの場合も、着用時の違和感をなくすためには、チェーンの長さを変更する「お直し」が必要です。

一方、「ネックレス」。
首回りの太さが1cm変わっても、見た目の印象を少し変えるだけで着用感はそれほど変わりません(チョーカーなど首回りに余裕のないものは除く)。

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また、他のアイテムより着け外しの頻度が低く紛失のリスクも低いため、良いものを買っても失くしてしまうかもしれないとお悩みの方にも比較的おすすめしやすいアイテム。

そして、顔の近くに着けるアイテムのため、一点で華やかな印象を添えられるといった利点があります。

ダイヤモンドの一粒ネックレスでも、地金のみのネックレスでも「ある」だけで全体の印象を変えるため、「一生モノのジュエリー」のひとつ目に最適なのです。

普段ネックレスを着けないなら、冠婚葬祭用にパールネックレスを検討してみるのも良いですね。

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優先順位第2位:リング

つぎに「リング」。
体の末端に身につけるアイテムですが、意外と全身の印象を左右するアイテムです。

  • 各種アイテムの中でもこなれ感がある
  • デザインのバリエーションが豊富
  • 組み合わせで個性を演出しやすい

「リング」を一本着けているのといないのとでは、与える印象が大きく異なります。
華奢なデザインでも全体の印象を引き締め、こなれ感を与えてくれるため優先順位を高く設定しています。

また、「リング」はデザインの種類も豊富。

ピンキーリングやサムリングなど、着ける指を意識したデザインがあったりと、好みの一本と出会いやすいといえるでしょう。

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そして、どの指に着けるかだけでなく、何本重ねるかといった組み合わせを楽しめるのも特長のひとつ。
「ネックレス」や「ブレスレット」も重ねづけはできますが、「リング」の重ねづけは特別個性を演出できます。

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優先順位第3位:ブレスレット・バングル


さいごは「ブレスレット・バングル」。
普段あまりジュエリーを着けないけど、「一生モノのジュエリー」が欲しいと考えている方におすすめのアイテム。

  • 時計感覚で身につけられるため、ジュエリーを着けない方にも取り入れやすい
  • 華奢なチェーンタイプなら動きを制限しない
  • チェーン長を調整できるものなら長年使いやすい

ジュエリーを着けなくても、時計は着ける方は多いのではないでしょうか。

「ネックレス」や「リング」は違和感があるけれど、「ブレスレット・バングル」は時計と着ける位置が同じ手首。

加えて、華奢なデザインであれば動きを制限されないため、普段あまりジュエリーを着けない方にこそおすすめのアイテムです。

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また、「ネックレス」ほど長さに余裕を持たせないため、アジャスターがあるものや、コマを外して長さを調整できるデザインも多く、体型の変化に適応できるのも特長です。

POINT

  • 「一生モノのジュエリー」を買うならまず「ネックレス」
  • 個性を優先するなら「リング」
  • ジュエリーを普段着けないなら「ブレスレット・バングル」

「ゼロからはじめるジュエリー選び」では、ジュエリーに関する知識がなくても「一生を通して付き合っていけるジュエリー」を選べるようになることを目的としています。

「リセールバリューが高い」といった資産価値や「誰もが欲しがる」といった他者評価を基準とするのではなく、あなたの好み、あなたのライフスタイルに合うかという視点でのジュエリー選びを提案していきますので、次回からもどうぞお楽しみに!