2023年夏。今年は数年ぶりに海外旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
「久しぶりで何を着るか迷ってしまう」という方へ、動きやすくておしゃれな2023年版の流行アイテムも取り入れたコーディネート提案記事も公開中。
そして今回は、洋服以外に持っていくもののリストや、あると便利なアイテム、海外に行くときのパッキング(荷造り)のコツや注意点なども合わせてお伝えします。「要点をパッと確認したい」という方にもおすすめ。ぜひ参考にして下さいね。
海外旅行に持っていくものリスト&便利アイテム
旅行で必要なものは?【持ち物チェックリスト】
まずは、洋服以外で持っていくと良いものをリストにしました。(夏旅ということで、気候は日本と同じ春~夏であることを想定しています)
- 洗面用具:海外のホテルは歯ブラシがない、あるいはサイズが巨大なことも多いです。
- 基礎化粧品:現地購入やホテルのアメニティも良いですが、肌に合わない可能性もあるので、念のため持参しましょう。化粧水・美容液・乳液などがオールインワンになったシートパックを日数分持っていき、顔→ボディと使う方法もおすすめです。日焼け止めも使い慣れた製品を持参する方が安心ですね。※ただし、ハワイ州では海に入る時は「リーフセーフ(珊瑚礁にダメージを与えない成分)」の日焼け止めが義務付けられているため現地でしか購入できないかもしれません。
- メイク用品:ヘアスタイリング剤も海外で同じ使い心地の商品をパッと見つけにくいので忘れずに。
- スリッパ:日系の高級ホテル以外は備え付けていないことがほとんどです。
- 常備薬・絆創膏など:靴ずれ防止のクッション性のあるパッドもあると安心です。
- 日本茶・インスタント味噌汁など:現地の食事に疲れた時や胃が重い時のために。
- 除菌ジェルやウエットシート:シートは水に流せるタイプが便利です。
- マスク:海外ではマスク使用率は日本よりはるかに低いですが、機内やホテルでの乾燥防止にも役立ちます。
- 小型の洗濯物干しハンガー
- 食器洗いスポンジに洗剤をしみこませたもの:備え付けのグラスなどを使用前後に洗うため。密閉容器に入れて持っていき、最後に捨ててきます。密閉容器も食べかけのフルーツや料理を冷蔵庫に入れておくのに使えて一石二鳥です。
- サブバッグ:畳んで持っていき、お土産などで荷物が増えたときに使います。スーツケースの持ち手に通せるものや、コロコロ(車輪)付きのものなら持ち運びがさらに楽に。
- 帽子・上着・靴下:夏旅とはいえ、機内や現地のお店は冷房が効いて寒いことも。
- 充電器各種:出発直前まで家で使うため、意外と忘れやすいので注意。現地の電圧が日本と異なる場合は変圧器も持っていきましょう。※iPhoneなどスマホまわりの電源アダプターは世界共通で使えるものが多いです。
- 貴重品(パスポート・財布・保険証券など):パスポートは万が一の紛失に備え、顔写真のページを1部コピーして別に持っておくと再発行手続きがスムーズです。保険・カード・旅行会社などの緊急連絡先は、スマホに保存するだけでなく、電源が入らないときのためメモも書いてパスポートケースに一緒に入れておきましょう。
荷物を抱えての移動が多い海外旅行、できるだけ持ち物は減らしたいですよね。
ただし円安の昨今、海外で買うと思ったより高額だったり、品質が今ひとつだったりする可能性も。迷ったら「○○(国名)△△(品名)値段」などで検索して相場を調べ、日本のドラッグストアや100円ショップなどで購入しておくことをおすすめします。
パッキングはこうすると早くて簡単
海外旅行のパッキング術
久しぶりの海外旅行。「いつも買い物は全くしない」という人は別ですが、たいていはお土産や記念のアイテムなど、なにがしか荷物が増えてしまうと思います。
そのため、スーツケースは往路は全体の2/3くらいでスペースにゆとりを持たせておくのがおすすめ。
100円ショップなどで売られているファスナー付きメッシュポーチの各サイズを数枚揃えておき、肌着・コスメ・日用品などを分類して入れておけば、あとはポンポンとスーツケースに詰めるだけです。
ポーチとポーチの間に洋服をはさんでおけば中身も壊れにくく安心。
漏れが気になる化粧水のボトルなどは、ラップを1枚噛ませてからキャップを締めると良いですよ。
また意外と便利なのが「風呂敷」。
アイテム別、日別、洗濯済みの服と汚れものなど、包むだけでフレキシブルに分類でき、そのままホテルのチェストの引出しに入れたり、スーツケースに入れたりも可能。スーツケースのスペースが足りなければギュッと結ぶとコンパクトになる万能アイテムです。
うっかり忘れがち……海外旅行の荷物の注意点
2023年最新版!旅行の持ち物で注意すべきアイテムとは?
久しぶりに飛行機に乗るという方は、出発前に再度、預け入れ荷物と機内持ち込み荷物のルールを確認しておきましょう。
うっかり間違えやすいのは、リチウムイオン電池式のモバイルバッテリーなど。
「機内に充電ポートがあるから使わないし」
とスーツケースに入れるのはNGで、発火などの危険を防ぐため機内持ち込みが必要です。
国際線ではテロ対策で機内に持ち込める液体のサイズが制限されていて、すべて100ml以下の容器に入れ、容量が1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめます。
歯磨き粉やハンドクリームなどのペースト状のものも液体と見なされますので注意して下さいね。
(※医薬品や乳幼児用のミルク・ベビーフード、特別な制限食などは対象外です)
また機内持ち込み・預け入れに関わらず、アメリカやオーストラリアなどへは肉エキスを含む食品は持ち込み禁止です。カップ麺などを持っていくときは原材料を確認しておきましょう。
禁止品はたとえ高価なものや大切なものでもセキュリティーゲートで廃棄することになってしまうので、スーツケースを閉じる前に、政府のHPや各航空会社の案内もよく確認して下さいね。
POINT
- 海外旅行の持ち物、基礎化粧品は念のため使い慣れたものを
- スーツケースは往路はゆとりを持たせて
- 機内持ち込みと預け入れ荷物のルールを再確認しよう
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!