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【ジュエリーブランドの名品】グッチ(GUCCI)が提案するモードなジュエリー

ラグジュアリーブランドとして高い評価を得ている「GUCCI(グッチ)」。

2015年のアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)のクリエイティブディレクター就任から、より勢いを増したイタリアを代表するブランドです。

現代のファッションシーンを牽引する存在でありながらも、あまり知られていないのがグッチの手がけるファインジュエリー。

【ジュエリーブランドの名品】第二十八回目は「GUCCI(グッチ)」。
ゴールド・プラチナにプレシャスストーンをあしらった、クラフツマンシップが光るジュエリーをご紹介します。

グッチの歴史と試み。

 

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1921年、イタリアのフィレンツェで創業したグッチ。

当初は皮革商品、おもに乗馬製品が人気を博し、その後ホースビッドにモノグラム、バンブーハンドルと、次々にブランドを象徴するアイテムを生み出してきました。

グッチオ・グッチとふたりのクリエイティブディレクター

 

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創業者であるグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)は、1881年にフィレンツェで誕生。

青年期にイギリスへ渡り、ホテル勤務を通して貴族をはじめとした人々のラグジュアリーな生活に触れ、感性を培ったとされています。

1921年のブランド創業後は順調に成功を収めたグッチ。

1953年に彼がこの世を去ってからも、鞍の腹帯にインスピレーションを得た赤と緑の「シェリーライン」、また「GG」のロゴを採用するなど、現代まで愛されているグッチの基盤を固めていきました。

よりブランドの人気が高まるきっかけが訪れたのが1990年。
トム・フォード(Tom Ford)がクリエイティブディレクターへ就任し、それまでのグッチの世界観に「モード」を呼び込んだのです。

 

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グッチといえば、最近ではアレッサンドロ・ミケーレの印象が強いですが、約30年前にもファッション業界を代表する人物がデザイナーを務めていたのですね。

グッチとジュエリー

 

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ファッション業界ではあまりにも有名な、ふたりのクリエイティブディレクターのお話。

しかし、まだあまり知られていないこともあります。

それはグッチが展開するハイジュエリーの存在

1972年、ファッションブランドとして、はじめてのウォッチ分野への進出を足がかりに、シルバージュエリーからハイジュエリーを展開。

精密さが求められる時計づくりで培った技術が、精巧さが求められるジュエリー製作の基盤を作ったのです。

グッチを代表する名品

金細工職人の技巧とグッチらしいアイコニックなデザインが融合したグッチのジュエリー。

ここでは三つのラインをご紹介します。

グッチ インターロッキング(Gucci Inter Locking)

 

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1960年代に登場した「グッチ インターロッキング(Gucci Inter Locking)」。

創設者グッチオ・グッチのイニシャル「GG」をかたどったロゴは、ジュエリーだけでなくバッグやウォッチなど様々なアイテムにあしらわれています。

創業者のマインドを秘めながらも、洗練されたシンプルなフォルムはタイムレスな輝きを放って。

グッチ リンク トゥ ラブ (Gucci Link to Love)

 

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肌をキャンバスに、ミニマムなアートを飾るかのように纏える「グッチ リンク トゥ ラブ (Gucci Link to Love)」。

八つの角を持つ端正なフォルムとエッジの効いたダイヤモンドは、好きにスタッキングできるようにデザイン。

8の数字と無限のコンセプトは、永遠の愛の象徴でもあります。

モードなエッセンスとコンセプチュアルさが溶け合った、グッチらしいコレクションです。

グッチ アレゴリア(Gucci Allegoria)

 

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四季をイメージしたハイエンドライン「グッチ アレゴリア(Gucci Allegoria)」。

2023年6月に誕生したばかりのコレクションは、フィレンツェ開催のスペシャルイベントにて発表されたばかり。

数々の宝石を自然界の色彩・輝きにたとえたアンティークジェムストーンを主役にデザインしています。

たとえば春。
あたたかなピンクトルマリンを中心に、レッドやオレンジトルマリンとダイヤモンドをセッティング。

命が芽吹くはじまりの季節にふさわしい、心地よい軽快さが漂います。

POINT

  • 1921年、イタリアはフィレンツェ創業の「グッチ」
  • 過去にはトム・フォードとアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターを務めた
  • ファッションブランドとしては初となるウォッチ分野への進出を果たす

「ジェンダーフルイド(流動的な性)」というビジョンをグッチのスタイルにも取り入れたミケーレ。

 

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ラグジュアリーとは何かを問いかけ、ブランドを超えて政治とファッションのあり方にも一石を投じたミケーレは2022年に退任。

新たに就任したのはサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)

 

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2023年9月のミラノ・コレクションが初コレクションとなります。

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」でディレクター経験のあるサルノが打ち出す新生グッチはどう変化していくのでしょう。
今から楽しみですね。

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