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【ジュエリーブランドの名品】イギリス・ロンドン生まれのGRAFF(グラフ)の歴史と成功

イギリス・ロンドン創業のグラフ
ロンドンを代表するハイジュエラーとして名を馳せるグラフは、1960年にダイヤモンドを扱うショップとしてその歴史をスタートしました。

キング オブ ダイヤモンド」と称されるグラフは、ダイヤモンドを含む貴石のカットからジュエリーの制作まで一貫して行うブランドでもあります。

【ジュエリーブランドの名品】第十七回目は「GRAFF(グラフ)」。
まずは世界中のダイヤモンドを知り尽くしたグラフの、半世紀以上にわたる歴史をたどりましょう。

グラフとダイヤモンド。どんなジュエリーブランド?

「極上で希少な厳選された貴石のみをジュエリー制作に使用」することをブランドの信念としているグラフ。

特にダイヤモンドへのこだわりを感じさせます。

 

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それにはブランドの創業者であるローレンス・グラフの人生が大きく関わっています。

「成功しない」と告げられたグラフの歴史

王侯貴族やセレブリティなどを顧客に持つグラフ。

今や国を代表するハイジュエラーが、業界で成功しないと告げられたことはあまり知られていません。

15歳の時、セントラル スクール オブ アーツ アンド クラフツで学んでいたグラフ。

のちに、ジョン・ガリアーノやステラ・マッカートニーなど数々の著名なデザイナーを輩出するセントラル・セント・マーチンズの前身となる美術学校です。

この美術学校で学びながら、グラフはダイヤモンドを扱う工房でも働いていました。

その工房で働き始めてから三ヶ月後、雇用主から「この先の成長が見込めない」と告げられます。

15歳。
夢を持って入った業界で告げられた言葉。

しかし、グラフは折れるどころかその言葉をバネに、18歳の若さでジュエリーの修理を行う工房をオープン。

ジュエリーブランド、グラフのベースとなる事業をスタートさせたのです。
その4年後にグラフ ダイヤモンド社を設立。

グラフとダイヤモンド

宝石のカットからジュエリーの制作まで手がけるブランドは他にもありますが、世界5ヶ所で研磨工場を有していたり、世界各地の鉱山とネットワークを築いているブランドは多くはありません。

さらにその中から選りすぐりの原石たちがロンドンに集められ、卓越した技術を持つ職人の手によってジュエリーに姿を変えるのです。

グラフを代表する名品たち

完璧を一途に追及する
極上のダイヤモンドジュエリーを生み出すことをブランドのゴールとして掲げているグラフ。

飽くなき探究心と受け継がれるクラフトマンシップによって、明日の伝説になるかもしれないジュエリーを日々世に送り出しています。

グラフを代表する3つのラインを紹介します。

イエローダイヤモンドコレクション

 

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グラフといえばイエローダイヤモンド

カラーレスが人気のダイヤモンドですが、グラフの提案するファンシーカラーイエローのダイヤモンドは多幸感に持ち溢れ、太陽のような輝きに思わず魅入られることでしょう。

優良なイエローダイヤモンドの産地である南アフリカのボツワナに専用の工房を設けています。

カラーレスダイヤモンドとのコントラストを活かしたデザインも、原石の調達からこそ行えるクオリティーの高いもの。

 

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その品質の高さを示すように、名前をつけられたイエローダイヤモンドも所有しています。

299カラットの原石から132.55カラットに磨かれた「ザ ゴールデン エンプレス」。

 

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マハラジャの王位の象徴であるレガリアにセットされていたとされる「ザ スター オブ ボンベイ」。

イエローダイヤモンドの魅力を余すことなく伝えてくれるダイヤモンドたちです。

バタフライ

 

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シルエット、佇まいの上品さ。

バタフライの持つ魅力にインスパイアされたシリーズは、パヴェダイヤモンドをあしらった繊細に。

またはペアシェイプやマーキースカットのダイヤモンドを用いて大胆にデザインされます。

デコルテを、手元を、顔まわりに舞っているかのような軽やかな躍動感は、いつの時代も美しく纏う人に春をもたらしてくれることでしょう。

スレッド

 

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「目に見えない永遠の絆」をジュエリーにしたら。

現代社会の複雑な繋がり合いをモチーフにしたスレッド。

 

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交差する線と、セッティングされたラウンドとバケットのダイヤモンド。

洗練されたモダンなデザインの中に、形の異なる人の想いが込められているかのよう。

幾何学的なデザインですが柔和さも堪能できる特別なシリーズ。

POINT

  • イギリス・ロンドンでローレンス・グラフが22歳の時に創業したグラフ
  • ダイヤモンドの調達、ジュエリーの制作まで一貫して行う
  • 特にイエローダイヤモンドのシリーズは必見

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