コラム

大人女性がおしゃれに履けるスニーカー・人気タイプ別おさらい!

アラフォー以上の大人女性にとって、かつてスニーカーは「スポーツのときにだけ履くもの」というイメージでした。

しかし、近年のファッションの流行は、全身ガチガチに決めるのではなく、どこかに「抜け感」が求められるようになっています。

ジャケットやセンタープレスパンツなどそのままではコンサバになりすぎるアイテムや、スカートなどフェミニンなアイテムを今風に着こなすためのアイテムとして、スニーカーを合わせるのが流行し、それはもはや定番となりつつあります。

これまでであればヒール靴を履いていた場面で、足元をスニーカーに変えてみると、その快適さは比べようもないでしょう。

職場などで慣例としてハイヒールを履くことを強いられる女性たちが、「靴」と「苦痛」をかけて強制の廃止と選択の自由を訴えた「#KuToo(クーツー)」運動は、多くの賛同を集め社会問題ともなりました。

この流れの中で、いま大人女性がスニーカーを取り入れるなら?

ぜひ知っておいてほしいスニーカーの形や素材など基本的な知識と、40代以上がおしゃれに履けるスニーカーのおすすめ&人気タイプを紹介します。

 

形やカットでみるスニーカーの種類

スニーカー形は、足首部分の高さ=「カット」によって分類されます。

ローカットのスニーカー

「ロー」は低いという意味で、くるぶしより低い位置に履き口があることからこう呼ばれます。

「スニーカー」ときいて多くの人が思い浮かべる形ではないでしょうか。

脱ぎ履きしやすく、デザインやカラーも豊富です。

 

ハイカットのスニーカー

いっぽう足首を覆ってしまう高さのスニーカーは「ハイカット」と呼ばれます。


よりカジュアルなイメージになることが多く、また保温性もあるので冬場はタイツなどと合わせてショートブーツ感覚で履くこともできます。

なお、ローカットとハイカットの中間、くるぶしあたりの高さのものを「ミドルカット」「ミッドカット」などと呼びますが、全体の中での割合は低めで、見かける機会は少ないかもしれません。

流行の「ダッドスニーカー」

ここ数年、人気継続中なのが「ダッドスニーカー」と呼ばれるタイプ。

「ダッド」は「お父さん」という意味で、男性的なイメージのごついフォルムや厚底タイプのスニーカーのことをいいます。

洋服のデザインも、ワイドパンツやオーバーサイズのトップスなど、ボリュームのあるアイテムが引き続き人気のため、スニーカーもあるていど重量感のあるものが好バランスといえます。

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「ダッドスニーカーはちょっとデザインが若すぎるかも…」

と抵抗のある人は、モノトーンや、ベージュ・グレー・くすんだパステルなどニュアンスカラーを選ぶとしっくりなじむでしょう。

素材でみるスニーカーの種類

次に、人気のスニーカーを素材別に紹介します。

キャンバス素材のスニーカー

ここ数年、デニムなどのカジュアルな服装はもちろん、ワンピースなどのアイテムの甘さを中和するための小物として絶大な人気を誇るのが、星のトレードマークで知られる「コンバース」のキャンバススニーカーです。


このシリーズは「オールスター」と呼ばれ、オーソドックスな白(オフホワイト)、黒のほか、ベージュやグレーなどのニュアンスカラーも人気。

汚れても家で水洗いできるため、いつもフレッシュな履き心地が持続するのもいいところです。

レザー素材のスニーカー

レザー(革)素材のスニーカーには、さらに「スムース(表革)」「スエード(裏側)」「フェイクレザー(合成皮革)」などの種類があります。

なかでもオールホワイトのレザースニーカーは、クリーンで上品なイメージ。ぜひ大人女性に取り入れてほしいデザインです。


表革タイプのものは比較的水濡れや汚れにも強いですが、購入したらまず防水スプレーを使用しておくのが、真っ白なレザースニーカーを長くきれいに履くコツです。

コンビ素材のスニーカー

スポーツブランドからはスエード素材とメッシュを組み合わせたタイプも多く出ています。

メーカーによっては、「ランニングシューズ(略して”ランシュー”といわれることもあり)」という名称に分類されていることもありますが、ファッションアイテムとしても優秀。

軽く通気性がいいので、通勤や日常でよく歩く人にもおすすめです。

POINT

  • 人気のスニーカーの形は「ローカット」「ハイカット」「ダッドスニーカー」
  • スニーカーの素材は「キャンバス」「レザー」「コンビ」など
  • 大人女性は、白のレザーやキャンバススニーカーで抜け感を出すのがおすすめ