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ジュエリー・アクセサリー販売の仕事とは?実践編

ジュエリー・アクセサリーの販売員は商品やブランドの魅力を伝える上で欠かせない存在。
前回の知識編でも述べたように、好きなだけではなく、商品やデザインに関する知識や最新のトレンドを追うことも重要なのです。しかし、知識だけでは販売の仕事はできませんよね。

第二回目の今回は、実際に販売の仕事を行うにあたって注意すべき点や心構えのヒントをお届けします。

どんなことを「してはいけない」?

ジュエリー・アクセサリーの販売の仕事以外でも「してはいけないこと」はありますよね。一見良く思えるようなことでも、お客様に不信感を抱かせてしまうケースも。では、ジュエリー・アクセサリー販売の仕事において、どんなことをしてはいけないのでしょうか。

不用意な発言はしない

他の仕事にも共通しますが、不用意な発言には十分気をつけてください。
たとえば素材に関すること。一般的にプラチナはアレルギーの出にくい金属として認識されていますが、アレルギー反応が全く出ない金属ではありません。それを知らずに、「プラチナは安全だから」といって勧めるのはトラブルにつながることも。
肌に長時間、直に触れるものだからこそ、素材には特に注意を払わなければなりません。素材はもちろん、デザインや造り、ブランドの歴史の勉強を普段から欠かさないようにしましょう。

安易な受け答えはしない

お客様の期待に応えたい。ジュエリーの修理について相談された時、その一心で思わず「できます」と返答することもあるかもしれません。しかし、安易な受け答えはお客様の不信感を募らせてしまう結果にも繋がります。
たとえばリングのサイズ直し。同じようなデザインでも、素材やデザインで加工費が異なったり、そもそも修理が難しい場合もあります。特に宝石を使用したものは、扱いに注意しなければ破損してしまうことも。
お客様を落胆させないよう、修理や素材に関する質問には慎重に答えるようにしましょう。その場で判断できない場合、お客様の了承を得て確認をとることをおすすめします。

どんなことを「心がける」?

「してはいけない」二点を抑えたら、どんな点を意識して接客を行えばよいのでしょうか。できることはたくさんありますが、まずは信頼を得ることが第一です。

信頼されるお店・販売員であるよう心がける

お客様にとって、ジュエリー・アクセサリーショップを選ぶ上で重要な「信頼」。特にジュエリーは単価も高く、生活必需品でもありません。他の雑貨に比べて購入に慎重になるからこそ、「ここでなら間違いない」という安心感がお店選びの基準のひとつになるのです。
信頼されるためには、どんな接客・振る舞いが必要なのか。あなたがお店を選ぶ基準も参考にして、考えてみるのも良いですね。

お客様の求めているものを知る姿勢を心がける

同じジュエリーでも、お客様によって欲しい理由が異なります。これを留意しておくことで、お客様に合わせた提案に繋げることができるのです。販売だけでなく、アフターサービスにも必要な姿勢ですね。
お客様との会話から潜在的なニーズや問題点を引き出す。目線を追うことも必要ですが、会話をすることで、より深い提案ができることでしょう。

自信に満ちた接客を心がける

ここでの自信は「お客様にとって、正しい提案ができている」という自信。
では正しい接客とは何かというと、「自分の軸をしっかりと定めた接客」です。

  • 手に取るものを全て似合うと勧めるのではなく、お客様ひとりひとりに応じた提案ができること
  • 方向性がみえてないお客様に選択肢を提示できること

自身の知識や経験に基づいた接客は、お客様に提案を行う上ではとても重要です。
経験は働かないことには身につけられないので、まずは知識から身につけていきましょう。

テクニックで「買わせる」のではなく、良いものを買えたという満足・高揚感を感じていただけるかどうか。ジュエリー・アクセサリー以外の仕事でも大切なことですが、お客様の人生と長い付き合いになるアイテムだからこそ、伝わる接客を心がけたいものですね。
また、上記のヒント以外にも何が必要かを考えて実践し、あなたにしかできない接客を身につけてくださいね。

POINT

  • 不用意な発言・安易な受け答えはしない
  • 信頼・お客様を知る姿勢・自信に満ちた接客を心がける
  • お客様の人生に「満足」をプラスできる接客を