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【ジュエリーブランドの名品】アントワネットが愛した「Breguet(ブレゲ)」

世界五大ウォッチブランドに名を連ねる「Breguet(ブレゲ)」。
トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーなど、現代にまで受け継がれる技術を生み出しました。

高級時計ブランドとして知られていますが、その技術を活かしたジュエリーを手がけていることはご存知でしょうか。

【ジュエリーブランドの名品】第三十三回目は「Breguet(ブレゲ)」。

ヴァンドーム広場に本店を構える、王妃マリー・アントワネットが愛したブランドをご紹介。

ブレゲの特徴とその歩み

 

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ブランドを立ち上げたのはアブラアン・ルイ・ブレゲ
1775年にパリのシテ島に時計工房を設立。

大修道院長のジョゼフ=フランソワ・マリーのサポートを受け、工房設立から数年のうちにフランス王室の御用達に。

マリー・アントワネットやナポレオン・ボナパルトが、権力とステータスの象徴としてブレゲの時計を身につけていました。

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マリー・アントワネットのために作成された懐中時計、No.160は44年もの歳月をかけ製作された逸品。
王妃の手に渡ることはありませんでしたが、ブレゲは2008年から「マリー・アントワネット」の復刻版を販売しています。

ジュエリーとブレゲ

ウォッチメーカーとして歴史をスタートしたブレゲ。
ジュエリーメーカーではないのになぜジュエリーを展開しているの?と考える方もいるかもしれません。

文字盤やベゼル部分に宝石をあしらった時計を思い浮かべてください。

ジュエリーウォッチ」というカテゴリーに属するこの時計は、ジュエリーとウォッチ、両方の機能を果たす装飾品。

ブルガリショパール、またはショーメなど、たくさんの「ジュエリーウォッチ」があるため、思い浮かべるブランドが同じということも少ないでしょう。

このように現代では多種多様な「ジュエリーウォッチ」が展開されていますが、その発祥は2世紀ほど前まで遡ります。

19世紀に流行したあるブレスレット。
単なるブレスレットではなく、小さな時計がついたブレスレットが社交界で流行。

ブレゲでも、1810年にナポリ王妃からブレスレットタイプの時計の注文を受けたという記録が残っています。

現在のブレゲは時計製造部門だけでなく宝飾部門があり、ジュエリーウォッチだけでなくリングやネックレス、イヤリングといったアイテムを展開しています。

ブレゲとショーメ

1970年、ブレゲはブランドの転機を迎えます。
それは「ショーメ(CHAUMET)」に買収されたこと。

その後も1987年に「インベストコープ」、1999年には世界最大の時計メーカー「スウォッチグループ」に売却されましたが、数ある転機の中でも「ショーメ」傘下の時代に大きな躍進を遂げたとされています。

「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」や「オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」といった第一線で経験を積んだダニエル・ロートのもと、ブレゲの高い技術力にショーメの宝飾的な要素が加わり、新生ブレゲが誕生したのでした。

ブレゲを代表する名品

ブレゲといえばウォッチ。

しかし、技巧を凝らした細工に、ウォッチと同デザインであればセットジュエリーとして身につけられるなど、ブレゲのジュエリーには独自の魅力があります。

ここでは3つのコレクションをご紹介。

クレイジー・フラワー(Crazy Flower)

 

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咲き誇る大輪の花をバケットカットのダイヤモンドで表現した「クレイジー・フラワー(Crazy Flower)」。

同じデザインのウォッチも展開されている、ブレゲのシグネチャジュエリーです。

注目すべきはバケットダイヤモンドの取り巻き部分

取り巻きリングといえば通常一段を想像しますが、「クレイジー・フラワー(Crazy Flower)」のリングとウォッチは三段に折り重なっています。

まるで風になびいているかのように、ダイヤモンドの花びらが一枚一枚角度を変えてセッティングされています。

プチ・フラワー(Petite Fleur)

 

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クレイジー・フラワーより控えめながらも、細部の技巧が光る「プチ・フラワー(Petite Fleur)」。

花びらにはもちろんバゲットカットのダイヤモンドをあしらい、内側と外側に交互にずらして配置されています。

そのリズミカルさと瞳よりもひと回り大きいくらいのボリュームは、シンプルなドレスに映える存在感を放ちます。

フェミニンとエレガント、両方のエッセンスを持つデザイン。

ペルル・アンペリアル(Perles Impériales)

 

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ジョセフィーヌからインスパイアされたウォッチに映えるジュエリーをと考案された「ペルル・アンペリアル(Perles Impériales)」。

セットジュエリーとして身につける想定で製作されたリングとピアスは、着用時のバランスが良く見えるよう、異なる直径のダイヤモンドを使用しています。

 

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パールを取り巻くようにあしらわれたこれらのダイヤモンドは、パールをよりエレガントに洗練された存在へと昇華。

バリエーションは2種類。
アコヤパールとホワイトゴールド、もしくはタヒチパールとローズゴールドの展開です。

真珠の基礎知識1:真珠の種類とは?

POINT

  • 1775年パリのシテ島にて創業の「ブレゲ」
  • 顧客はマリー・アントワネット、ナポレオン・ボナパルト
  • 1970年「ショーメ(CHAUMET)」に一時買収されていた

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