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ウォレットショルダーとは?スマホの入るミニショルダーバッグが人気!おすすめの選び方

ここ数年、バッグのトレンドはどんどん小さくなるか、思いきりビッグサイズか、二極化の傾向が。

なかでも2020年頃から出回りだしてトレンドとなっている、お財布とスマホケースが合体したような小さなショルダーバッグは、1つは持っているという人も多いのではないでしょうか。

今回は、「ウォレットショルダー」と呼ばれることの多い、このミニショルダーバッグの特徴や意味、よく似た名前の「ウォレットバッグ」「スマホショルダー」「ポシェット」などとどう違うのかを解説します。
大人女性におすすめしたいウォレットショルダーの選び方のポイントもご紹介!

ウォレットショルダーとは?流行の背景

「ウォレットショルダー」の「ウォレット/wallet」は、英語でお財布のこと。

ウォレットショルダーとは、「ウォレット機能のショルダーバッグ」からバッグを省略した名称です。
財布サイズの小さなバッグに、肩掛け(ショルダー)のベルトやチェーンがついたもの全般がこう呼ばれています。

財布サイズとあって、入るのはスマホ、鍵、小型の財布などの貴重品のみ。
ショルダーバッグ自体に小銭入れやカードポケットがついていて財布の役目を果たすものも少なくありません。
財布そのものに近いタイプはショルダーウォレットと表現されていることもあります。

ちょっとそこまで…の、コンビニなどへの買い物や、子供の送迎など、身軽に出かけられて両手が空くのがメリットです。

タオルやティッシュ・水筒・文房具・化粧ポーチなどそのほかの荷物が多いときはサブバッグを使い、貴重品だけをウォレットショルダーにまとめて身につけておけるので、小さい子のいるママにも「公園遊びでも安心」「レジでの支払いがしやすい」と人気です。

以前から小さいバッグはときどき流行していましたが、ここまでサイズが小さくなったのは、やはりクレジットカードやスマホ決済など、キャッシュレス化が進んだことも大きな理由といえるでしょう。

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スマホショルダー、ポシェット…よく似た名前のバッグとの違い

小さいウォレットショルダーは2021年頃から店頭で見かけるようになり、2022年から2023年にかけては本格的に流行の兆しです。便利なのでこのまま定番化しそうな気配も。

ただ、お店やブランドによってやや違った名前で販売されていることもあります。
よく見かけるのが次のような名称。

  • ウォレットバッグ
  • お財布ショルダー
  • スマホショルダー
  • スマホポシェット

実は、これらにははっきりとした使い分けの決まりはなく、メーカーやブランドによって異なるのが実情です。

英語では「クロスボディ/crossbody」という名称も。身体に斜めがけするバッグという意味で、ウォレットショルダーに近い小さなサイズのバッグを指すことが多いです。

サイズ感と収納力は少しずつ異なるので、できるだけ手に取って選ぶか、オンラインショッピングなら使っている画像などを確認して、自分に合ったものを探しましょう。

ちなみに、「バッグ/bag」は英語ですが、「ポシェット/pochette」はフランス語で、長い紐のついた小さめのバッグの総称です。
「スマホ」とついていないポシェットは、巾着袋のような形状だったり、薄い生地でできているものも含むので、衝撃に弱いスマホを持ち歩くのには必ずしも向いていないこともあります。

もう少し大きめでマチのない薄型のショルダーバッグに「サコッシュ/sacoche」もありますね。
こちらもフランス語でカバンや袋を意味し、自転車レースで使われていたものが起源です。

大人女性におすすめのウォレットショルダーの選び方

ウォレットショルダーは、スマホがすっぽり入る程度のサイズと薄めのマチがついたものが主流です。

縦型と横型がありますが、どちらかというと縦型の方がカジュアル寄り、横型の方がエレガントな印象。

普段デニムやコットンのワンピースなどをよく着る人は縦長タイプを、ジャケットやセンタープレスパンツなどきれいめ・かっちりした服装の多い人は横型タイプを選ぶとしっくり来るのではないでしょうか。

そのほか、ポケットがいくつあるか、鍵などをつけるパーツがあるか、紐の長さ、出し入れのしやすさなども選ぶ基準に。

洋服を邪魔せず、身体の一部のような感覚で持ちたいときはシックな色味を、着こなしのアクセントや差し色にしたいときはビビッドな色を選ぶのがおすすめです。

POINT

  • ウォレットショルダーとは、お財布(お金)とスマホを持ち歩ける程度の小さいショルダーバッグのこと
  • よく似た名前がいろいろあるが、基本的にはどれも同じ目的のことが多い
  • 縦型と横型、収納力、カラーなどを比較して自分に合ったものを選ぼう