タートルネックとは、首に沿って筒状に長く伸びた襟を、折り返したり、たるませたりして着る首もとのデザインのことです。秋冬は見た目にもあたたかく季節感がありますよね。
よく似た「ハイネック」は襟を折り返さずに着る形で、ハイネックのうち襟が短いものを「モックネック」、上部がややすぼまったものを「ボトルネック」と呼びます。「よく似てるけど、どう違うの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
この記事では、それぞれの違いを比較表で整理し、デザインや特徴を順に解説します。
タートルネックの種類と違い【比較表】
タートルネックと、よく似たハイネック・モックネック・ボトルネックは、襟の高さと「折り返すかどうか」で見分けられます。
| 名称 | 襟の高さ | 折り返し | 形の特徴 |
|---|---|---|---|
| タートルネック | 高い(長い) | 折り返す、またはたるませる | 首に沿った筒状の長い襟 |
| オフタートル (タートルネックの一種) |
高い(長い) | 折り返さず、ゆったりたるませる | 首から離れて、大きく首もとを囲む襟 |
| ハイネック | 中くらい | 折り返さない | 丸首(クルーネック)がそのまま上に高くなった形 |
| モックネック (ハイネックの一種) |
低め(短い) | 折り返さない | 短めのハイネック。折り返したタートルネックのようにも見える |
| ボトルネック (ハイネックの一種) |
低め〜中くらい | 折り返さない | 瓶の口のように、上部がややすぼまった形 |
ただ、これらの名称には明確な決まりはなく、同じような形でもメーカーやブランドによって呼び方が異なります。
もし、タートルネックより襟が短く、折り返さないタイプがほしいときは「モックネック」や「ハイネック」の名前で探すと見つけやすくなります。
タートルネックとは?意味とデザイン
タートルネック(turtleneck)は、ニット(セーター)やカットソーなど伸縮性のある素材のアイテムにおける首もとのデザインの名称で、首に沿って長い衿がついていて、折り返したりくしゅっとたるませたりして着こなします。

タートルネックの別の言い方は「とっくり」「ポロネック」
タートル(turtle)は英語で亀のこと。
亀の首のように長い形からこの名がついたと言われていますが、タートルネックはアメリカで広く使われている言い方で、イギリス英語では「ポロネック(poloneck)」の方が通じるようです。
日本語ではお酒の徳利に似た形から「とっくりセーター」とも呼ばれていましたが、40代・50代の読者の皆さんでも、子供の頃に親が使うのを聞いたくらいで、今は「タートルネックセーター」「タートルニット」等と呼ぶ人がほとんどではないでしょうか。
薄手のタートルはインナーに最適
タートルネックのアイテムは秋冬を中心に、素材や厚みもバラエティ豊か。
薄手のタイプは「シアータートル」と呼ばれ、秋冬の気温が高めだったここ数年、薄手でも季節感のあるトップスとしてトレンドになっています。

ノースリーブのインナーと重ねて1枚で着るのはもちろん、ジャケットやワンピース・ビスチェなどのインナーにも最適。

▼薄く透け感のある「シアータートル」は、こちらの記事でも紹介しています
ざっくりニットは冬コーデの主役
ふんわり厚手のざっくりとしたタートルニットは、冬ならではの着こなしを満喫できるアイテム。
下の写真のような大きく首もとを囲むタートルネックは「オフタートル」とも呼ばれます。
タートルネックとの違いは、襟が首にぴったり沿わず、ゆったりと大きく作られている点です。
le.coeur blanc オフタートルニットプルオーバー
▼ざっくりした太い糸のニットを指す「チャンキーニット」については、こちらの記事で解説しています
ハイネックとは
ハイネックの「high」は英語で「高い」を意味し、一般的な丸首(クルーネック)がそのまま真上に高くなったような首もとのデザインをいいます。

タートルネックとの違いは、基本的にハイネックは折り返さずにそのまま着るという点。
このあと紹介するモックネックやボトルネックも、広い意味ではハイネックの仲間です。
肌が敏感になりやすい大人世代の女性には「ぴったりしたタートルネックやハイネックはチクチクして苦手」という人も少なくありません。
少し首回りにゆとりのあるハイネックニットなら、あたたかさはキープしつつ、より快適に過ごせそうですね。

モックネックとは
モックネックは、タートルネックより襟が短く、折り返さずに着る首もとのデザインです。
ファストファッションのブランドなどでよく見かけますが、実は明確な定義はなく、短めのハイネック全般をモックネックと呼ぶことが多いようです。
ADAWAS×eclat セミシアーカシミヤモックネックニット
モック(mock)は英語で「偽の」という意味で、折り返したタートルネックに見えて実は短いハイネックである…というニュアンスですね。
タートルネックよりもカジュアル感が抑えられるので、よりすっきりとした着こなしに仕上がるのが特徴です。

ボトルネックとは
ボトルネックは、英語で「瓶(びん)」を表す「ボトル」からついたネーミングで、牛乳びんのようなやや上部がすぼまったハイネックのことをいいます。
まっすぐ短く立ち上がるモックネックに対して、ボトルネックは上に向かって少しすぼまるのが違いです。

COGTHEBIGSMOKE KORA BOTTLE NECK TOP
タートルネックやハイネックは首もとが詰まるぶん、長めのネックレスがよく映えます。

▼ネックレスの長さの目安と名前は、こちらの記事で紹介しています
ここまで、タートルネックやハイネック・モックネック・ボトルネックなどいろいろな首もとのデザインを紹介しましたが、「正直、まだよく分からない」「どれも同じに見える」という人もいるのでは?
実は、タートルネックには「折り返せる」という特徴がありますが、それ以外の区別はあいまい。
メーカーやブランドによっても呼び方が異なり、ほぼ同じ形でも「ハイネック」と呼んでいたり「モックネック」と呼んでいたり…というのが実情です。
ショッピングの時も、あまり名称にはこだわらず、ぜひ好きなデザインを選んで下さいね。
タートルネックについてよくある質問
Q1. タートルネックとはどんな服ですか?
タートルネックとは、首に沿って筒状に長く伸びた襟を、折り返したり、たるませたりして着るトップスのことです。ニット(セーター)やカットソーに多く、亀(タートル)の首に似た形が名前の由来です。日本では「とっくり」とも呼ばれてきました。
Q2. タートルネックとハイネックの違いは何ですか?
タートルネックとハイネックの違いは、襟を折り返すかどうかです。タートルネックは長い襟を折り返したり、たるませたりして着ます。ハイネックは丸首がそのまま上に高くなった形で、折り返さずに着ます。ただし、呼び方はブランドによって異なることがあります。
Q3. タートルネックより襟が短い服は何という名前ですか?
タートルネックより襟が短く、折り返さずに着る服は、一般に「モックネック」と呼ばれます。モック(mock)は英語で「偽の」という意味で、折り返したタートルネックのように見える短いハイネックを指します。同じ形を「ハイネック」と呼ぶブランドもあります。
Q4. タートルネックにはどんな種類がありますか?
タートルネックとその仲間には、長い襟を折り返す「タートルネック」、ゆったりと大きな襟の「オフタートル」、折り返さずに着る「ハイネック」、襟が短い「モックネック」、上部がややすぼまった「ボトルネック」などがあります。襟の高さと、折り返すかどうかで見分けられます。
POINT
- 「タートルネック」は長く折り返せる形
- 「ハイネック」はクルーネック(丸首)がそのまま上へ高くなった形
- 「モックネック」もハイネックの一種で、やや高さをおさえた形
- 「ボトルネック」もハイネックの一種で、少し上部がすぼまった形
- 迷ったら「折り返すのがタートルネック、折り返さないのがハイネック」と覚える
Revised Edition 2026 10©hikarimonogatari.com
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!







