コロナ禍で気軽に海外へ行けない日々が続きますが、ずっと会えない大切な人の誕生日に、カードやメールでお祝いを伝えたい…という人もいるのではないでしょうか。
今回は、「Happy Birthday!」以外にもいろいろある英語の誕生日のお祝いメッセージを相手やシチュエーション別に紹介します。
また、英語でバースデーメッセージをもらった時のお礼の言葉ってどう書けばいい?と困っている人のため、定番&おすすめの例文も載せていますので、ぜひ参考にして下さいね!
友人へ贈る英語の誕生日カードの例文
気の置けない友人へは、こんな誕生日のメッセージはいかがでしょうか。
”Happy Birthday!”に続けて、
”Hope you have had great birthday!”(楽しいお誕生日を過ごしてね!)
”Hope you are doing well.”(元気に過ごしていることを祈ります)
”Happy Birthday ○○(名前)!”または“dear friend” “sweetie”などと呼びかけるのも親しみの気持ちが伝わりますね。
親戚への誕生日祝いのおすすめ英語フレーズ
英語圏のパートナーと暮らしている人は、海外在住の相手方の親族にカードやメールを送る機会も多いでしょう。
年代ごとにおすすめのお祝いフレーズには以下のようなものがあります。
小さい子へ
お子さんには、シンプルに”Happy Birthday ○○!”(○○ちゃん、お誕生日おめでとう!)と名前で呼びかけてあげるのがおすすめ。
”Happy 4th Birthday!”(4歳のお誕生日おめでとう!)と年齢を入れるのも良いですね。
”May all your dreams come true.”(あなたの夢がみんな叶いますように)というメッセージも素敵です。
16歳&21歳はアメリカではスペシャルな誕生日
アメリカには日本のような「成人式」はありませんが、多くの州で16歳から自動車の運転免許が取れることや、女の子の16歳の誕生日を”Sweet Sixteen”として華やかに祝う伝統から、16歳が1つの大人への節目ととらえられています。
また、21歳からは飲酒もOKとなり、こちらも大人へのステップとして盛大に祝うことが多いそう。
そんな特別な誕生日には、”Happy”でももちろん良いですが、”Congratulations”を使ってみてはいかがでしょうか。
”Congratulations on your special 16th birthday!”(特別な16歳の誕生日に祝福を!)
年配の方へ
年齢を重ねた親戚には、健康と長寿への祈りを込めてこんなメッセージを贈りたいですね。
”Live Long And Happily Ever After!”(これからもお元気に長生きしてくださいね!)
取引先などへのフォーマルなバースデーメッセージは
海外の部署や取引先とやりとりをしていて、SNSなどで相手の誕生日を知り、ひとことお祝いしたい…そんなとき、どのように書けば失礼にならないかちょっと迷ってしまいますよね。
基本的には、仕事上の相手にも”Happy Birthday”を使ってOK。
おすすめの比較的フォーマルなメッセージ例文は次のようなものがあります。
”I want to wish you a happy birthday and let you know I appreciate your business.”
(お誕生日おめでとうございます、いつもお世話になり感謝申し上げます)
部署を代表してメッセージを送るような場合は、こんな言い方も。
”All of us wish you a very happy birthday and another year filled with wonder and success!”
(私たち一同よりお誕生日のお祝いと、今後の幸運ご活躍をお祈り申し上げます!)
ただ、特にアメリカ在住の方は、あまりフォーマルな堅苦しいやりとりよりもフレンドリーなメッセージを好む傾向があります。様子を見つつ「友人向け」で紹介したフレーズを使ってもよいかもしれませんね。
とはいえ、以下のような言い回しはプライベート向けなので仕事では避けた方が無難です。
”HAPPY B-DAY!”
”B-DAY”または”BDAY”は、Birthdayの略語で若者がよく使いますが、ビジネスに使うにはちょっとくだけた表現です。
”HBD”/”HBD2U”など
こちらもHappyBirthday(to you)の省略形で、文字数制限のあるSNSでよく使われています。日本語でいうところの「あけおめ(明けましておめでとうございます)/ことよろ(今年もよろしくお願いします)」のような言い方になります。
誕生日祝いへのお礼や返事、英語ではどう書く?
英語で誕生日祝いのメッセージをもらった場合、お礼はどう書けば良いでしょうか。
表現にこだわりすぎる必要はありませんが、ひとこと”Thank you!”に加えて、もう少し感謝の気持ちを伝えたいときにおすすめの文章をいくつか紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
”Thank you for your birthday wishes.”(お祝いの言葉をありがとう)
”Thank you very much for remembering my birthday.”(私の誕生日を覚えていてくれてうれしいです)
“Thanks for your kind message”(すてきなメッセージをありがとう)
POINT
- 友人には親しみを込めて近況を気遣うメッセージを
- 親戚には年代に合ったお祝いのフレーズを選んで
- ビジネスはくだけすぎなければHappyBirthdayでもOK
- お礼はシンプルに”Thank you!”+ひとことで
なかなか直接お祝いを言えない今だからこそ、カードやメール・SNSなどで温かい気持ちを伝えたいですね。
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!