ジュエリーの基礎知識

ジュエリー・アクセサリー用チェーンの種類と長さの基本。チェーンの英語と意味は?

いつも身に着けているネックレスチェーン、ペンダントやブレスレットのチェーンの名前、ご存知でしょうか?チェーンって何、意味は?どんな種類や名称があるのでしょう?

そもそもチェーンとは「鎖(くさり)」。英語ではchain、「足かせ」という意味が語源です。
環状の金属が繋がったもの」は何でもチェーンなので、船をつなぐ鎖からジュエリー・アクセサリーのチェーンまで「チェーン」と呼ばれます。

ジュエリーのチェーンはゴールド・シルバー・プラチナなど貴金属で作られ、デザインバリエーションも豊富でとても繊細で美しいものです。
アズキチェーンとは?キヘイ?ベネチアン?…何気なく使っているチェーンも、お気に入りのチェーンの名称や種類がわかれば選び方も楽しくなりますよね。

今回は、「ベーシックチェーン」と言われる一般的なチェーンの種類をご紹介します。ユニークな名前と共にそれぞれ違いと特徴がある基本のチェーン、見ていきましょう。

ベーシックチェーンの名称・基本の4種類

ベーシックチェーンは「マシンチェーン」とも呼ばれ、機械で同じ環状のパーツを連続的につないで線状にしていきます。実際には手仕事の工程も入る繊細なものづくりが行われており、日本製のチェーンは品質の高さから海外でも人気です。

ベーシックチェーンの中でも代表的なチェーンは4種類あります。

アズキ(丸アズキ、カットアズキ)チェーン

小豆(あずき)のような丸い輪をつないでいくのが「丸アズキ」チェーン。アズキチェーンは最もベーシックな定番チェーンです。
輪の一部をカットして平面を作ったパーツをつないだチェーンは「カットアズキ」。

輪の向きが交互に変わっていくので空きが大きく動きも自由度が高く、使いやすいチェーンです。

丸アズキチェーン

 


カットアズキチェーン

キヘイ(喜平)チェーン

楕円形の輪を90度ねじって繋ぐチェーンがキヘイチェーンです。輪の両サイドは大きくカットされています。

輪の面が同じ方向になるため、アズキチェーンと比べると密度が高い印象になります。貴金属の存在感があるので、チェーンだけで使われることも多いタイプです。

キヘイという名前は、喜平さんという職人が考案した説、アメリカの南北戦争の時に「騎兵」隊がサーベルにつけていた鎖からという説など諸説あります。

キヘイチェーンはバブル時代のメンズジュエリーとして大人気でしたね。実はキヘイチェーンは長さとグラム数が規格化され、ゴールドやプラチナの資産」としても計算がわかりやすかった点が人気のポイントだったそうですよ。

カット面や太さなどで種類があるキヘイチェーン

ボール(ボール、カットボール)チェーン

金属のボールを棒で連結しているのが「ボールチェーン」。ボールの中は空洞です。ボールがカットされているものは「カットボールチェーン」といいます。

ボールの動きで輝きが生きるチェーンですが、アズキチェーン・キヘイチェーンに比べると少し強度が低い点にご注意を。

ボールチェーン

ベネチア(ベネチアン)チェーン

金属の薄い板を折り曲げた四角いパーツをつないだチェーンは「ベネチア」と呼ばれます。ベネチアンチェーンとも、またボックスチェーンと呼ばれることもあります。構造はアズキチェーンと同じですが、他のチェーンに比べてパーツ間の間隔が狭いのが特徴です。

名前の由来はベネチアの窓の形とも言われており、面が大きいので輝きもひときわ。プラチナのベネチアンチェーンの一粒ダイヤネックレスなどは高級感がありますね。

ベネチアンチェーン

ベーシックチェーンの基本的な長さとは?

ベーシックチェーンは、主な長さの基本があります。一般的な目安としては以下の通り。

【ネックレス向け】

  • プリンセス…40㎝、45㎝
  • メンズ向け…50㎝
  • マチネ…60㎝

【ブレスレット向け】

  • 一般女性向け…18㎝

参考記事:ネックレスの長さの目安と名前の一覧。長さ調節の方法もご紹介!

POINT

  • 基本のベーシックチェーンは4種類
  • アズキチェーン・キヘイチェーン・ボールチェーン・ベネチアンチェーン
  • チェーンには使う用途によって基本的な長さがある

いかがでしたか?身近で何気なく使っているベーシックチェーンにも名前と個性があります。これからのジュエリー・アクセサリー選びに役立ててくださいね。

写真提供:株式会社オーロラ  https://www.aurora.co.jp/