今年も年末が近付いてきました。大掃除をしてすっきり新しい年を迎えたいけど、「掃除の前にモノを減らさなきゃ…」というところからスタートという方もいるのではないでしょうか?
筆者ももちろんその1人です。
特に洋服は、捨てようとしても「いや、でもちょっとかしこまった場に行くときは必要かも…」「捨てたら着回しに困るかも…」などが頭をよぎり、なかなか手放せないことも多いもの。
「パリジェンヌは10着で着回している」ともいいますが、現実的にはなかなかそうもいきそうにありませんよね。
そこで今回は、40代・50代女性の私たちは、実際に何着くらい服を持っていればいいのかを考えてみました。
服の枚数は、ライフスタイルごとに正解が異なる
いきなり身もフタもない結論ですが、「40代/50代女性に最適な服の枚数」は一律に決められません。
どのようなライフスタイルかによって、必要な枚数が大きく変わってくるからです。
そして、オン/オフの環境に差がある人ほど、枚数は多めになる傾向があります。
たとえば以下のような場合。
フルタイム会社員+アウトドアが趣味

「週に5日、フルタイム正社員として通勤。職場では私服(オフィスカジュアル)。趣味はアウトドアで、週末は夫婦や親子でキャンプや山歩きを楽しんでいる」
このときの洋服の適正枚数は以下のようになるのではないでしょうか。
- オフィス用のトップス(春秋用の長袖ブラウスやカットソー5着、夏用の半袖3着、冬用のニット3~4着)
- オフィス用のアウター(ジャケット、カーディガン、ブルゾンやコート各1~2着ずつ)
- オフィス用のボトム(パンツ2~3着、スカート2~3着)
- アウトドア向けのトップス(Tシャツ3点、スウェット1~2点)
- アウトドア向けのアウター(パーカ、ウインドブレーカー、ベスト、冬用上着など各1点)
- アウトドア向けのボトム(アウトドア用パンツ、スウェットやボアのパンツ、デニム、ショートパンツなど各1点)
最低限着回しに必要なのは、年間で40着ていどになる計算です。
制服ありパート+カフェめぐりが趣味

「週に3回、制服のある店舗で販売のパート。パートのない平日には気になるカフェを訪れたり、お気に入りのカフェでのんびりするのが楽しみ」
この場合は仕事用の服が必要ないため、以下のような感じになりそうです。
- 家事やパート先への通勤で着るカジュアルなトップス(春秋3着、夏3~4着、冬3着)
- カジュアルなボトムス(デニムや動きやすい素材のパンツ3~4着)
- カジュアルなアウター(ブルゾン、ベストなど2~3着)
- お出かけ用のきれいめトップス(長袖2着、半袖2着、ニット2着)
- きれいめボトムス(スカート2~3着、パンツ2~3着)
この場合は、年間で必要なのは30~35着。
カフェに行く時も、必ずしもきれいめなアイテムではなく、デニムなどを着回す場合、さらに必要な枚数は少なくて済みます。
在宅ワーク+推し活が趣味
「平日はほぼ在宅で働き、たまにジャケットを着て仕事に行く程度。休日は推し活でライブ会場や劇場へ」
という場合、さらに仕事まわりの洋服は最低限で済みます。
- 在宅ワーク用の着心地のいいトップス(長袖2~3着、半袖2~3着)
- 着心地のいいボトムス(スウェットパンツなど、春~秋用2着、冬用2着)
- 仕事用の上下(シャツ、パンツ、ジャケット各1着)
- お出かけ用のきれいめトップス(長袖2着、半袖2着、ニット2着)
- きれいめワンピースやボトムス(ワンピース・スカートまたはパンツあわせて3~4着)
- きれいめアウター(コートなど1~2着)
あわせて年間約25着ていどでも着回せる計算になります。
なお、大人女性は足腰の痛みを抱えていたり、肌が敏感になったりしがち。在宅ワークにはストレスの少ないウェアが欠かせません。
スポーツウェアを日常着に取り入れる「アスレジャー」は、身体の快適さとおしゃれさを両立できておすすめです。
すっきりお洒落に暮らすには?
とはいえ、実際には、上記のように30着や40着で一年中着回せている人は少ないかもしれません。
一般社団法人「日本衣料管理協会」の調査によると、50~54歳女性1人あたりの服の所持枚数は平均94.8枚という結果が出ています。こちらの方が、皆さんの手元の服の数と近いのではないでしょうか?
しかし、おそらくその中には、まったく着ていない服も含まれているはず。
服の枚数を絞り込むことで、「部屋を広く使える」「クローゼットがすっきりして服が選びやすくなる」「詰め込みによる服のダメージが減る」などいいことはたくさんありますが、最終的に目指したいのはやはり「今ある洋服をちゃんと活用してお洒落を楽しみたい」「自分がちゃんと素敵に見える服を着て過ごしたい」…ではないかと思います。
そのためには、「当時はよかったけれど、今の私にはもう素敵に見えない服」は手放す必要があります。
手放す基準は以下の記事でくわしく書いています。ぜひ鏡の前で試してみてくださいね!
気候変動で暖冬が続いている昨今、お子さんが小さい頃はスポーツの応援などで必要だった足元まであるダウンコートはすっかり着る機会がなくなってしまった…という方も多いのでは。
MONCLER(モンクレール)などブランドのダウンなら、フリマサイトで高額で売れることもあります。いま出品されている中古品の平均価格を眺めてみると相場が分かりますよ。
春夏秋冬のシーズンごとに、どんな服をどのくらい残せば安心?と気になる方は、具体的なアイテム数や着こなしをくわしく解説している記事もありますので、あわせて読んでみてくださいね。
オケージョンの洋服はレンタル・サブスクもおすすめ
結婚式や入学式・パーティー・ディナーショーなど、日頃めったに着ない「オケージョン」の洋服はどうすればいい?と思われる方もいるかもしれません。
それならレンタルやサブスクも選択肢の1つです。
数回レンタルすると1着買えるくらいの値段にはなるものの、購入と比べるとこんなにメリットがあります。
- そのときのトレンドのデザインを身につけられる
- 毎回違ったデザインを楽しめて飽きない
- サイズが変わっても、今の体型に合った服を選べる
- 品質の良いハイブランドの服を着られる
- クローゼットを数年間占拠することがない
- クリーニング代がいらない(※レンタル代金に含まれている場合)
筆者が「洋服のサブスク」を初めて利用してみたときの体験記も読んでみてくださいね。
POINT
- 大人女性に必要な服の枚数はライフスタイルによって変わり、振り幅の広い人ほど枚数が増える傾向
- すっきり暮らすには「今の自分が素敵に見えない服」は手放そう
- めったに着ない服はレンタルもおすすめ
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!




