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ひとり旅の荷物が多すぎる女性へ|身軽に旅するための持ち物の選び方

ひとり旅の魅力は、自分のペースで自由に過ごせること。
行きたい場所へ行き、好きなものを食べ、気になったお店にふらりと立ち寄る。誰にも気を遣わず、自分だけの時間を楽しめるのは、ひとり旅ならではの醍醐味です。

ただし、荷物はすべて自分で持って移動しなければなりません。駅の階段や石畳の道、ホテルまでの移動など「もう少し荷物を減らせばよかった…」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

だからこそ大切なのは、念のためにいくつも持っていくことではなく、本当に必要なものを選ぶこと。

そこで今回は、整理収納アドバイザーの視点から、女性ひとり旅をもっと快適にする服やアクセサリーの選び方をご紹介します。

まず「旅のテーマ」を決めると、持ち物が絞りやすくなる

旅行の荷物を減らすコツとして、「着回しできる服を選びましょう」とよく言われます。
もちろんそれも大切ですが、私がおすすめしたいのは、まず旅のテーマを決めることです。

たとえば、

  • 街歩きを楽しむ旅
  • 美術館やカフェ巡りの旅
  • 温泉でのんびり過ごす旅
  • 自然の中を歩く旅

目的が決まれば、それに合わせて必要な服が自然と見えてきます。
「念のため」といって予定のないシーンの洋服まで持っていくと、荷物はあっという間に増えてしまいます。

また、靴を最初に決めてしまうのもおすすめです。
歩きやすいスニーカーなのか、少しきれいめなローファーなのか、サンダルなのか。旅の相棒になる一足を決めると、合わせる洋服も選びやすくなります。

色はベーシックカラーを中心にまとめると、少ない枚数でも組み合わせの幅が広がります。

アクセサリーは少数精鋭で、印象を変える

旅行では洋服を何パターンも持っていくより、アクセサリーで印象を変えるほうが荷物はぐっと軽くなります。
たとえば、シンプルなワンピースでも、ネックレスやイヤリングを替えるだけで雰囲気は大きく変わります。

昼はカジュアルに、夜は少し華やかに。
そんな変化も、小さなアクセサリーなら簡単に楽しめます。

持っていく数は、多ければ安心というものではありません。
お気に入りを2〜3点選ぶだけでも十分です。
アクセサリーは小さなジュエリーポーチなどにまとめておくと、バッグの中で迷子になりません。ホテルでもそのまま取り出して使えるので、支度もスムーズになります。

旅行用のジュエリーの選び方は、こちらをお読みください。

旅行用ジュエリー・アクセサリー、選び方の基本と持ち運びのヒント

 

何度も旅してわかった、持っていくものと手放したもの

旅行を重ねるうちに、「これは毎回持っていく」「これは結局使わない」というものが見えてきました。

今では必ず持っていくのが、携帯用のシミ抜きです。旅先では食事を楽しむ機会が多いので、洋服にソースやコーヒーが飛んでしまうことがあります。着回し用の服の応急処置がすぐにできるので、小さいながらも頼もしい存在です。

ジッパー袋も少し多めに持っていきます。濡れたものを入れたり、お土産の瓶を保護したり、ごみ袋代わりに使ったりと用途が幅広く、一枚あるだけで助かる場面が何度もありました。

また、ホテルの朝食会場へ行くときや近くのコンビニへ出かけるときのために、お財布とスマートフォンが入る小さなショルダーバッグも欠かせません。大きなバッグを持ち歩かなくて済むので身軽ですし、必要なものだけを持って移動できるのでとても便利です。

一方で、持っていかなくなったものもあります。

以前は旅行用に取っておいた基礎化粧品の試供品を持参していましたが、最近はホテルのアメニティを使うことが増えました。
もちろん、敏感肌の方やいつものアイテムにこだわりがある方は、使い慣れたものを持参したほうが安心です。

また、現地で手に入るものは、あえて持っていかないようにしています。

そして、もうひとつ意識しているのが、スーツケースは最初からいっぱいにしないことです。行きは6〜7割程度に収めるようにしています。旅先では、お土産や思いがけず買ったものが増えることも少なくありません。最初から余裕を残しておくことで、余計な手荷物が増えることもなく、帰りの荷造りも慌てずに済みます。
旅行を重ねるほど「何を持っていくか」よりも「何を持っていかないか」を考えることのほうが、快適な旅につながると感じるようになりました。

旅行や帰省の際のパッキング術については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

整理収納アドバイザーが伝授!夏の旅行・帰省に役立つパッキング術

ホテルでも、使う場所を決めるだけで散らからない

旅先で快適に過ごすためには、収納も大切です。
ホテルに着いたら、バッグの中から必要なものを出し、使う場所ごとにまとめておくと散らかりにくくなります。

たとえば、

  • スキンケア用品は洗面所
  • アクセサリーはトレーやジュエリーポーチ
  • 翌日着る洋服だけをハンガーに掛ける

このように、使う場所を決めるだけで、ホテルの部屋は驚くほど快適になります。
帰る日の荷造りもスムーズになるので、慌てて忘れ物を探す心配も少なくなるでしょう。

身軽になるほど、旅は自由になる

旅行の荷物は、多ければ安心というものではありません。
むしろ、本当に必要なものだけを選べるようになると、移動も身軽になり、旅そのものをもっと楽しめるようになります。

これは普段の整理収納ともよく似ています。
何を持つかだけでなく、何を持たないかを考えることが、心地よい暮らしにつながるからです。
次のひとり旅では、「持っていくもの」を増やさずに、「自分に必要なものを選ぶ」という視点で旅支度をしてみませんか。