ジュエリーの基礎知識

ブローチの付け方と使い方8選。ピンやスティックの違いって?

北方系の寒い地域で生まれたとされているブローチ
今のように装飾品としてではなく、毛皮や体に巻く布を留めるための金具でした。

時代を経て機能性と装飾性を増していったブローチは、現代では自由度の高いジュエリー・アクセサリーとして身につけられています。

今回はブローチについて。
基本の付け方や種類、少し個性を演出できる使い方のヒントをお届けします。

ブローチのデザインは4種類。特徴と付け方、使い方

主にピン(針)と装飾パーツから成るブローチ。
ピン部分と装飾が一体となったデザインもありますが、装飾パーツの裏側にピンがつく形状が基本です。

ブローチの種類はピン部分、留め具の種類によって分類できます。

ブローチ・ピン

  • 装飾パーツが大きくても安定しやすい
  • 留め具が風車式と鉄砲式の2種類
  • モチーフと留め具が一体型
  • 高級品や重量があるデザインには、ピンが二本になった「ダブル・ピン」が用いられる

ピン・ブローチ(スティック・ピン)

  • 長めのピンとキャッチの二つのパーツに分かれる
  • ピンの先端に装飾が施されている
  • ピンの両端に装飾がある華やかなデザインは「ジャボット・ピン」と呼ばれる

タック・ピン(スタッド・ピン)

  • ピンが短め
  • つまみがついた留め具と装飾部分の二つのパーツに分かれる
  • 襟につける場合には「ラペル・ピン」と呼ばれる

クリップ・タイプ

  • ピンでなくバネで挟んで留めるため、服を傷めない
  • ポケットや襟先など、端につける場合におすすめ
  • アンティークのブローチによく見るデザイン

ブローチの付け方アイディア。基本の4つ

ブローチの基本の付け方は、ピン先を外側、または下側に向けます

留め具が外れた場合、服から外れたブローチがすぐに落下してしまうのを防ぐためです。
それを踏まえた場所ごとのブローチの付け方をみていきましょう。

胸元

 

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ブローチをつける場所といえば、一番先に思い浮かべるのが胸元ですよね。

ジャケットの胸につけるイメージですが、ブラウスやニット、コートとさまざまなアイテムの胸元を飾ってくれます。

 

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カジュアルな印象のシャツには遊び心のあるフリンジのブローチを。
統一感を出しながらもブローチというアイテムでラグジュアリー感がプラスされますね。

 

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フォーマルなジャケットの左襟にはボタン穴があります。

フラワーホール、またはブートニエールと呼ばれるこのホールは、社章を飾る以外にブローチを飾るのも華やか。

 

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ブラウスやシャツの襟にブローチをつけるのもおすすめ。
ネックレスをしない日でも、ブローチを添えてあげるだけで顔周りを明るく演出。

 

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少し挑戦するならタートルやハイネックの首回りに。

ニットと異なる光沢のある質感のブローチを添えてあげると、印象がぐっとシャープに仕上がりますね。

スカーフ・ストール・マフラー

ブローチの機能面を活かすなら、スカーフやマフラーの留め具として活用してみましょう。
普段できない巻き方に挑戦できますし、印象を手軽に変えられます。

首からかけたスカーフを中央でまとめて、タイみたいに仕上げると上品な印象に。

バッグ・帽子などの小物

 

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ブローチの活用アイディアの中でも気軽に取り入れやすいのは小物につけることではないでしょうか。
バッグや帽子、ベルトなど、体から少し離れているからこそ冒険しやすいですよね。

思いっきり趣味に走るのもよし。
おしゃれに仕上げたいなら色味を揃えたり、アイテムの印象を変えられるバランスを探してみては。

イメージを刷新。ブローチの付け方発展の4つ

ブローチの基本の付け方を学んだら次は発展。
もしブローチが古い、ダサいと思っていても見方が変わること間違いなしです。

胸元・襟から肩口へ

 

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可愛いけれどボリュームがあるため登場回数が少ないブローチをお持ちなら、肩口に付けるのはいかがでしょう。

 

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視線を上半身に集めてくれる効果もあります。
ボリューミーなシルエットのコートに合わせて。

ウエストマークでシルエットに変化を

 

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トップスもイン・アウトでは表情が変わりますよね。
ベルトを活用したり、裾の出し方などアレンジ方法は多彩ですが、そこに加えたいのがブローチアレンジ。

トップスの裾をつまんで留めると、ウエスト部分のシルエットに変化が生まれます。
つまむ分量によっても印象が変わるので、今までのアレンジに飽きた方におすすめ。

足元に輝きをプラス

ブローチをつける場所は顔に近い場所というイメージがありますが、思い切って足元に。
スニーカーなら紐を通すシューレースを活用すると穴を開けずに楽しめます。

ブーツの履き口にはクリップ・タイプのブローチを。
洋服よりも長く付き合う傾向がある靴だからこそ、マンネリを打開するアレンジを取り入れてみてくださいね。

ヘアスタイルに華を添えるアクセサリーとして

そして最後はヘアアクセサリーとしての活用。
ヘアゴムやシュシュ、ヘアバンドにつけるのがひとつ。

もうひとつは、ヘアピンを活用して髪を彩るアレンジ。
U字のピンを活用して、シニヨンヘアや編み込みなどのアップスタイルに輝きを。

POINT

  • ブローチは留め具で4種類に分類できる
  • 基本の付け方は外側、もしくは下側にピンが向くように
  • ブローチは服のシルエットを変えたりヘアアクセサリーとしても楽しめる

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