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モノトーンの意味。アラフォーの大人女性におすすめ【モノトーンコーデ】とは?

ファッション雑誌などで見かける「今日はモノトーンコーデで…」「モノトーンの着こなし」など、「モノトーン」という言葉、どんな意味だか分かりますか?

この記事では、モノトーンファッションの意味使われる色おすすめコーディネート、ポイントになる差し色の選び方など、大人女性がモノトーンをよりお洒落に着こなすコツを紹介します。

「モノトーン」ファッションとは?意味や使われる色を解説

まずは、「モノトーン」の意味が分からない人も、なんとなくイメージできる人やよく知っている人も、いちどモノトーンファッションについておさらいしてみましょう。

モノトーンの「モノ」は、「単一」という意味があり、本来は同じ色味で揃えれば赤でも青でもモノトーンだと言えるのですが…日本では現在「モノトーンファッション」といえば「黒」「白」「グレー」などの無彩色でまとめた着こなしのことを指します。

忙しい朝でも色の組み合わせに悩むことがなく、シンプルで落ち着いた印象を与えるため、通勤やオフィスカジュアルにも最適です。

30代・40代・50代…大人女性のモノトーンコーデのポイントは

30代~50代以上の大人女性がモノトーンを着る時に気をつけたいのは、暗いイメージや、老けた印象にならないことです。

年齢とともに、肌のトーンはくすみがちになります。

そこに黒や濃いグレーなどを合わせるとますます明るさがなくなり、職場や近所で「なんだか話しかけにくい人」という印象を与えてしまうとソンですよね。

とくに全身が隠れる秋冬のモノトーンコーデでは、黒の分量に気をつけていきましょう。

コートやダウンなどのアウター、パンプスやブーツなど足元、バッグなど、日頃黒を使っている人は、ボトムをオフホワイトやライトグレーなどの淡色にしたり、タイツを黒ではなくグレーにしてみたり、白のニットを選ぶなど、黒の分量が3分の2までに抑えるようにすると、重く暗い印象から抜け出せます。

 

また、今季はチェックのアイテムも人気でたくさん店頭に並んでいます。

同じモノトーンコーデでも、チェック柄ならかなり明るい印象。ぜひ取り入れてみて。

バッグや靴・手袋などすべてのアイテムを身につけた状態で、出かける前に鏡で全身をチェックしてみて、バランスのいいモノトーンコーデを目指しましょう。

2019・2020年秋冬モノトーンコーデにおすすめ「差し色」の選び方

モノトーンのファッションはすっきりと決まりやすい反面、単調で地味になる心配もあります。

そこでぜひ活用したいのが「差し色(さしいろ)」。

モノトーンに限らず、単色や同系色のファッションの中に1色だけまったく違う色のアイテムを足すことで、ぐっと着こなしが印象的になるテクニックです。

あくまでも「差し色」なので、面積は少なめが前提。靴やバッグ、ストールなど小物でワンポイント取り入れるのが失敗しないコツです。

差し色は目立つだけに、どのカラーを選ぶかによって大きくイメージが変わります。

秋冬のモノトーンコーデは、やはり黒やグレーなどの濃い色が中心になるため、それに合わせた色選びを心がけましょう。

2019年から2020年の秋冬、モノトーンのファッションに合わせたい差し色のひとつが「ブルー」です。

淡い「アイスブルー」や「ペールブルー」はもちろん「ターコイズブルー」など、どれもモノトーンのアイテムとよく合います。


黒やグレーの着こなしから、シャツの襟だけがブルー…というのもお洒落なうえ、顔回りも明るくなって一石二鳥ですね。

また「赤」の小物は、黒と合わせると印象がきつくなりがちですが、グレーとは非常に相性が良いため、グレーのコートやアウターが多い人にはイチオシの色です。

「どうしてもカラフルな小物は勇気が出ない」という人は、「白」を差し色にするというテクニックもおすすめ。

冬の着こなしはともすると重苦しい雰囲気になりがちですが、白アイテムを1点入れることで着こなしに抜け感を作ってくれます。

同じく、「ベージュ」「キャメル」など、茶系の明るいカラーも、派手になりすぎず差し色の役目を果たしてくれますよ。


黒にダークブラウン(焦げ茶)を合わせると全体のイメージが重くなってしまう可能性もあるため、差し色にしたいアイテムはできるだけ明るい色を選ぶのがポイントです。

POINT

  • 「モノトーン」ファッションとは、黒・白・グレーなどの無彩色を合わせた着こなしのこと
  • 30代・40代・50代のモノトーンは、黒の分量に気をつけて
  • 秋冬のモノトーンコーデには、小物の差し色で抜け感を作ろう

 

秋冬のモノトーンコーデ。今回の記事も参考に、自分らしく着こなしてみて下さいね!