今年も新しい年を迎えましたね!
この時期になると「今年の色」が発表されます。
世界共通の色見本帳「PANTONE(パントン)」を展開するPantone社が1999年から始めた「カラー・オブ・ザ・イヤー」では、2026年に初めて「白」系カラーが選ばれ話題になりました。
一方、一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)は、2026年を象徴する色としてピンク系カラーを挙げています。
今回は、これらのカラーが2026年の色に選ばれた理由や、それぞれの色が表す意味、毎日の着こなしに取り入れるコツなどを紹介します。
2026年は「リラックスして自分を見つめる白」と、「心を満たすピンク」に決定
人々の価値観が多様化する現在では、明確なトレンドカラーは減り、ネコも杓子も流行色の服を着るような状況ではなくなっています。
「カラー・オブ・ザ・イヤー」も、それが今年の流行色というわけではありません。
今年の色を決めるのは、ファッションやアパレルに限定せず「いまの時代の気分を、言葉がなくても視覚的に共有できること」が目的と言えるのではないでしょうか。
それでは今年は、どんな色がどんな背景のもと選ばれたのでしょうか?
Pantone Color of the Year 2026 は、「クラウド ダンサー /Cloud Dancer (PANTONE 11-4201)」
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Pantoneが選んだ今年の色は「クラウド・ダンサー/Cloud Dancer(PANTONE 11-4201)」。
クラウドは雲、ダンサーは踊り手。日本語にすると「雲の中で踊る人」といった意味になるでしょうか。
純度の高い白でありながら、どこか柔らかさや暖かみも感じられる色です。
公式Instagramでは、以下のように説明しています。
”A lofty white neutral whose aerated presence acts as a whisper of calm and peace in a noisy world. PANTONE 11-4201 Cloud Dancer symbolizes a calming influence in a society rediscovering the value of quiet reflection.A billowy white imbued with serenity, it invites true relaxation and focus, allowing the mind to wander and creativity to breathe.”
(高貴な印象の白いニュートラルカラー。騒がしい日常の中に静けさと安らぎをもたらし、静かに自分と向き合う時間の大切さが見直されている今の社会で心を落ち着かせる効果を象徴しています。穏やかな雰囲気を持つふんわりとした白は、本当のリラックスと集中を促し、心を自由に解き放って、創造性を引き出してくれます)
日本流行色協会「時代の色」は「ハートフェルト・ピンク/Heartfelt Pink」

日本流行色協会が2026年の色として選定したのは「ハートフェルト・ピンク/Heartfelt Pink」。
いちごミルクのような、明るいライトピンクです。
色の3要素「色相・明度・彩度」を表すマンセル値は1.2R8.3/3.9、CMYK値はC0/M25/Y7/K0。
ハートフェルトの「フェルト」は「feel(感じる)」の応用形なので、「心が満たされる」といった意味を持ちます。
世界情勢や物価高騰で不安定な社会の中で、ピンクの力が安心や癒やしをもたらすことが選ばれた理由で、停滞した現状を打破し、いきいきと活動するイメージも表しているとのことです。
▼ピンクの持つメッセージについては、こちらの記事でも触れていますのであわせて読んでみてくださいね。
トレンドカラーを取り入れて「色の力」で少し幸せをプラス
「今年の色」=必ずしも流行色ではないとはいえ、それぞれの色は時代の空気を象徴しています。せっかくなら日々の着こなしに取り入れてみると、幸せ度も少しアップしそうな気がしませんか?
2026年の色はかなり明るいカラー同士ということで、ファッションに取り入れるのはナシかな…と思っている方もいるかもしれません。
しかし、合わせ方によって大人女性が素敵に着こなすコツはたくさんあります。
クリーンな白は、大人こそアウターで
「クラウド・ダンサー」のピュアな白は1年を通じて着こなせるカラーですが、コーディネートが重くなりがちな冬こそ身につけたいもの。


お子さんがいらっしゃる方は、小さい頃は「汚れが目立つから」と避けていた白いコートなども、子育てが一段落した今こそぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。


甘めのピンクはグレーがベストマッチ
「ハートフェルト・ピンク」は、ピンクの中でも青味や黄味が少なくかわいい印象のカラーです。


▼ピンクの種類についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています
「もう少しくすんだピンクでないと、大人の肌に合わないかも?」
「白×ピンクや、黒×ピンクはすごく若いイメージで…」
などの理由でピンクを避けている人は、ぜひグレーと合わせてみてください。
淡いグレーなら上品に、濃いグレーならシックに決まります。

また、ピンクの甘さが気になる人は、デニムと合わせるとほどよくカジュアルダウンして、気負わず着ることができますよ。

白・ピンクのハッピーパワーを、ネイルやアクセサリーで少しだけプラス
白もピンクも、ネイルの鉄板カラー。
単色でも組み合わせても、幅広いデザインが楽しめます。
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シルバーやラインストーンと組み合わせたデザインもおすすめです。

また引き続き流行中のパールやゴールド・シルバーなどのアクセサリーとも、白やピンクは好相性。

ピンクの宝石・白い宝石については、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
POINT
- PANTONE発表の2026年の色は、ピュアなホワイト「Cloud Dancer(クラウド・ダンサー)」
- 日本流行色協会(JAFCA)発表の2026年の色は、明るいピンク「ハートフェルトピンク」
- アウター、ニット、ネイル、アクセサリーなどで取り入れ、ハッピーな毎日を後押ししてみて
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!





