そろそろ吹く風が冷たくなってくる季節。見た目にも肌触りも暖かい”ふわふわ”アイテムが恋しくなってきますね。
ただ、40代・50代の大人女性にとっては、ふわふわのニットやボア、エコファーなどが気になっても、今ひとつ「子どもっぽくなりそう」「着ぶくれして見えない?」と、手に取るのをためらってしまうかもしれません。
そこで今回は、ニットやアウター、バッグなどのふわふわ小物を大人っぽく取り入れるコツを紹介します。
▼「ふわふわニット」の種類や名前はこちらの記事で詳しく紹介しています
アウターやトップスは異素材・コンビ素材がおすすめ
ニットやジャケットなど、トップスやアウターは全体の半分を占めるアイテム。

上の写真のような全面ふわふわシャギーももちろん可愛いのですが、もしボリュームが気になる場合は、ふわふわ×異素材のコンビや、切り替えのあるデザインならメリハリがあってよりすっきりと見えます。

ポイントは、ボリュームの出やすい肩や二の腕まわりはタイトに、それ以外をふんわりとさせたデザインを選ぶこと。

ボディ部分はふわふわ、袖や首回りはキュッと締まったデザインも着ぶくれ防止におすすめ。

下は今シーズン人気復活のライダースジャケットです。オールレザーでかっこよく着るのも良いですが、内側がふわふわのエコムートン素材なら、冷えやすい首もとや手首があたたかく、幸せな着心地ですね。

”ふわふわ”とタイトのバランスをとるとGOOD
ふわふわアイテムのコーディネイトをバランス良くまとめるコツは、ふわふわ部分とタイトな部分を組み合わせてバランスを取ること。
その点ベストやジレなら、腕が見えるので、メリハリのあるシルエットが簡単に作れます。


下のような長袖のファージャケットも、ストレートパンツを組み合わせ、他のアイテムも黒でタイトにまとめることですっきりしたコーデに。

今年も人気のモヘア素材でふわふわに仕上げたピーコート。ふんわりしたロングのギャザースカートを合わせるのもトレンドでおすすめなのですが、よりバランスよく見せたいなら、ロング丈のタイトスカートやナロースカートが便利です。

小物で手軽に”ふわふわ”を満喫
今季も大人向けのカラー・デザインのふわふわニットやボアアウターはたくさん出揃っていますが、「やっぱり着るのはちょっと…」という方は、小物で取り入れてみてはいかがでしょうか。
エコファー素材のバッグは、ちょっとしたお出かけの道中やカフェなどで膝の上に抱えていると、なんだかぬいぐるみのようでホッコリした気分に。

面積が小さいからこそ、思い切って全面ファーのデザインを選んで、手触りを楽しむのも良いですね。

自転車通勤やスポーツ観戦など、意外と冬でも活躍する帽子。素材をふわふわに変えるだけでぐっと季節感が味わえます。


足元もふわふわ素材のシューズがたくさん出ています。

サンダル=夏と思いきや、こんなモコモコ素材ならソックスと合わせて秋冬にも楽しめますね。
下はアウトドアブランド「THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)」のショートブーツ。近年は機能性が高い上におしゃれなデザインが増えているので、アウトドア系のショップをのぞいてみるのもおすすめですよ。
POINT
- アウターやトップスは異素材・コンビ素材で着ぶくれ回避
- すっきり見えには、”ふわふわ”とタイトなアイテムを組み合わせるのがコツ
- ふわふわ小物で手触り+あたたかさを満喫して
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!





