会食やパーティなど、少しきれいめな装いが求められるシーンが増えるこれからの季節。
秋冬の装いはコートやニットなどが中心となり、華やかさを演出するのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、活躍機会の少ないパーティー用の服を新調するのも悩まれる。
そんな時こそアクセサリーや服飾雑貨などの「小物」に注目。
特別な服を新調しなくても、いつものコーデに小物をひとつ加えるだけでぐっと印象は変わります。
今回は大人の女性が気軽に取り入れられる3つの小物を軸に、華やかにみせるコーディネートをご紹介します。
華やぎを纏う「カラーグローブ」
View this post on Instagram
アクセサリー感覚で!手元を彩るカラーグローブ(手袋)
秋冬のコーディネートに華やかさを添えるなら、まずは手元に注目。
防寒アイテムとしての印象が強いグローブですが、今季はアクセサリー感覚で楽しむ「カラーグローブ」に注目が集まっています。
特にボルドーやペールブルー、スモーキーパープルといった落ち着いたトーンがおすすめ。
ブラックやグレー、キャメルなどのベーシックなコートに合わせるだけで、手元が差し色となり、ほどよくエッジの効いた印象に変わります。
素材はしなやかなレザーやサテンのグローブを。
柔らかく光を含む質感が、シンプルな装いに気品を添えます。
たとえば、ブラックのタートルワンピースにボルドーのショートグローブの組み合わせ。
控えめながらも華やかなパーティコーデが完成。
ベージュのウールコートには、ペールブルーのグローブを。
知的で落ち着いた印象に仕上がります。
カラーグローブは、いつものワンピース・コートも見違えるほど華やかにしてくれるアイテムです。
艶感を添える「スカーフ」
この投稿をInstagramで見る
ネックレス代わりに使えるスカーフ
つぎにおすすめしたいのが、動きと表情を生む「スカーフ」。
2025年秋冬は、軽やかに揺れるシルクスカーフが脚光を浴びています。
布面積が増える冬の装いにおいて、質感の異なるスカーフはコーディネートに奥行きを与えてくれます。
バッグのハンドルに結ぶのは定番ですが、パーティーシーンではネックレスの代わりとして。
たとえば、バーガンディ×ゴールドのプリントスカーフをブラックのタートルニットとウールスカートに合わせると、落ち着いた色味の中にリズムが生まれます。
あるいは、スカーフをタイのように結ぶのもおすすめ。
白シャツとあわせて、フォーマル感とこなれ感を両立。
スカーフは巻き方次第でフォーマルにもカジュアルにもなる万能アイテム。
少しだけ特別感を出したい、そんなときにこそ頼れる存在です。
品格と華やぎを添える「バロックパール」
この投稿をInstagramで見る
クラシックを再解釈する個性派パール
最後に取り入れたいのは、装いを仕上げる「バロックパール」。
この秋冬は、クラシックを再解釈する流れの中で、バロックパールや淡水パールなど個性的なフォルムが人気を集めています。
伝統的でありながら、バロックは少し歪な形が現代的な軽やかさを感じさせ、ドレスアップにも寄り添う存在です。
たとえば、ダークグレーのタートルニットにバロックパールのロングネックレスを合わせれば、縦のラインが強調され、すっきりとした印象に。
季節感に合う華やぎを叶えられます。
バロックパールのピアスもおすすめ。
合わせるコーディネートを選ばず柔らかな光沢が全体を上品にまとめてくれます。
バロックパールは「控えめなのに印象に残る」不思議な力を持つジュエリー。
そのひと粒が、大人の女性にふさわしい余裕と知性を添えてくれます。
POINT
- 2025AWは「静かな華やかさ」「深みカラー」「質感ミックス」がキーワード
- カラーグローブ・スカーフ・パールの3アイテムをプラスするだけで、日常服が一気にパーティ仕様に
- 派手さではなく、上質さで魅せる小物使いが、大人の女性の洗練を引き立てる
【あわせて読みたい】やっぱりドレスを新調したいなら、こちらの記事を参考に。あなたにぴったりのオケージョンドレスを選ぶヒントにしてくださいね。
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます

大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。




