コラム

「三首」とは?読み方は?大人のおしゃれを引き立てる「三首意識コーデ」のポイント

ファッションの分野で「三首見せ」や「三首を意識して」といったフレーズ、見かけたことがあるでしょうか。

この「三首」ってどういう意味?具体的にどうスタイリングやコーディネートに取り入れればいい?

今回は「三首」の意味と、特にアラフォー、40代・50代…大人世代の女性が取り入れやすい「三首」を意識したコーデのヒントについてお届けします。

そもそも「三首」とは何?読み方は?

「三首」ってどういう意味?読み方は?

三首」とは、おしゃれ・ファッションスタイリングにおいて、衣服の着こなし方のテクニックを伝える時に使う言葉。首(襟元)・手首(袖口)・足首(裾元)の3箇所を意味します。

「三首」の読み方については「さんくび」となっていることが多いようです。

(「さんしゅ」ですと、短歌の数え方の単位「首(しゅ)」になるので、区別するためかもしれないですね。)

もともと、細くくびれた首・手首・足首は血流の多い血管(動脈)が皮膚の近くを走っていて、とても生き生きとした身体のポイント。

これらの箇所を上手にコーディネートすることで、より洗練された印象のスタイリングができます。

よく言われているのが「三首見せ」。

たとえば、襟元を少し開け、袖口を折り返し、ボトムの裾を上げたりロールアップすることで、カジュアルながらもこなれた印象を与えることができます。

(逆に言えば、襟元をきちんと閉じ、袖口を締め裾を長くストンと落とせば、よりフォーマルな雰囲気を出すことができます。)

大人世代は単なる「三首見せ」より「三首意識」を

首元や手首を見せて、大人のこなれた感じのスタイリングに…

ちょっと待って!「三首見せ」、それは一方で「身体の冷え」につながるのでは?!

そう、アラフォー、40代、50代…と、年を重ねる大人の女性にとって、「三首」を“単なる三首の肌見せ”ととらえてしまうと、いろいろとよろしくない影響も考えてしまうもの。

この三つの首は、「温めるべき身体の箇所」としてもよくあげられる箇所。冬場はもちろん、冷房の効いた夏場も、“冷え”は大敵ですよね。

また、ただ見せる以外にも、いろいろな工夫で奥行のあるおしゃれをすれば、もっと楽しくなります。

大人の女性にとっての「三首」は単に「三首の肌を見せる」という解釈より「三首にポイント、見せ場をつくる」というイメージのスタイリングやコーデを考えてみるのがよさそうです。

全身の印象が格段にアップ!「三首」をおしゃれに見せるコツ

さて、三首にポイントや見せ場をつくる、とは…?三首をおしゃれに見せるためのコツやコーディネートのアイデアを提案します。

アクセサリーやスカーフは「三首意識コーデ」の強い味方

 

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ただ肌を見せるだけではなく、色や輝き、立体感をプラスすることで装いがいきいきしますよね。

ジュエリー・アクセサリーに、スカーフ・ストール・マフラー、ソックス…三首に足し算・引き算できる、お気に入りのファッション小物を「おしゃれ小道具」として探してみて。

  • 金属の「輝き」で印象を引き締める
  • 「揺れ感」で三首の動きや細さを強調し、いきいきと
  • スカーフなど素材の「ボリューム感」でコーデにメリハリを
  • 三首に配置する「色」使いでアクセントを

などなど、いくつものメリットがあげられます。大人世代にとっては、服はベーシック、小物で変化をつける…というスタイリングの方が長く着られておすすめしたいコーデです。

とくに“巻きもの”と言われるスカーフやストール、マフラーは、首元の立体感でコーデにニュアンスのある奥行を作れるうえ、さきほどの問題の“冷え”対策にもお役立ち!手に入れておきたいアイテムですね。

「白」を取り入れて「レフ板効果」

レフ板(ばん)とは、写真撮影の時に被写体にあたる光を調整する道具。

「レフ板効果」とは、ファッションアイテムで得られるレフ板同様の効果、という意味です。

光を反射する白色=ホワイト系カラーのトップスを着ると、レフ板のような効果が得られると期待できます。

とくに大人世代は、顔色や表情を明るく見せる方向を目指したいもの。
首元は出したくないという方でも、たとえばニットトップスのインに白のシャツやカットソーをレイヤードして、首元にちらりと白を見せるだけでも明るさプラス!

またパール(真珠)の白い輝きも、上品さとレフ板効果がダブルでプラスできそうですね。

 

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「2:1」を意識する方法も。「2首」「1首」の魅せ方を考えて

3首を全部見せる、全部盛る…ではなく「2見せ:1隠し」。あるいは「2首を共通に」「1首盛り」など…2:1のバリエーションでいろいろなコーデを考えてみるのも楽しいです。

袖口や裾はロールアップして手首足首を見せ、首元はストールを巻いてボリュームを。という「2:1スタイル」は、誰でも取り入れやすそうですよね。

2首に共通項を持たせるのも手。存在感のあるネックレスとバングルを揃えて。

 

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首元のストールと足元のソックスの色を合わせる、といったカラーの共通点をつくるのもいい方法です。

季節感に合わせたり、自分の好きなカラーを「差し色」アイテムとして揃えてみてもいいですね。

 

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秋冬シーズンは、タイツレッグウォーマー、アームウォーマーなど「三首意識コーデ」に使えるアイテムが増えるのでますます楽しいコーデに。
2首を共通に、首元&手元をインパクトのあるカラーで。

 

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そして、1首に集中!1点豪華主義のような「1首盛り」コーデはドラマティックに。

シンプルなキャンバスのような服装に、時計のベルトのカラーを効かせて。

 

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さいごに。アクセサリーやスカーフは小道具…と書きましたが、たとえばインパクトのある柄のスカーフを手に入れたら、首元のスカーフを主役に!という逆転の発想も。
モノトーンか、スカーフの柄の中の1色を取り出して他を合わせていくとまとまりやすいですよ。

 

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POINT

  • 三首とは首(襟元)・手首(袖口)・足首(裾元)の3箇所を指す
  • 大人世代は、単に三首を見せるのではなく、三首を意識したコーディネートがおすすめ
  • アクセサリーやスカーフを活用/白でレフ板効果/2:1発想などのテクニックでコーデを楽しんで

実は、和服の「半襟使い」などは、三首をうまく意識した着こなしですよね。
日本人は、三首意識コーデが得意なのかも⁈少しのスパイスで生き生きとしたスタイリングになる「三首への意識」、毎日のコーデに取り入れてみてくださいね。