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おしゃれや暮らしをちょっと豊かに~大人の”AI”の使い方ヒント【初心者向け】

ジュエリーやおしゃれを楽しむメディア「ヒカリモノガタリ」を見て下さっている方は、30~60代の大人女性、とくにアラフォーから50代の方がもっとも多いようです。

皆さんは、仕事やプライベートのちょっとした調べ物は、どうやって調べていますか?

「Googleで」

「インスタで」

などなど、色々な方法がありますが、いま急速に広がっているのが「ChatGPT」などに代表される生成AIです。

最近の調査では、40代で生成AIを「日常的に利用している」「利用したことがある」という人は全体の17%ていど。

しかし10代では50%に迫る勢いで、近いうちにほとんどの若者がAIを使いこなすようになりそうです。

「別にAIがなくても困ってないし、今さら必要ないわ」

と思う方も多いかもしれませんね。

また

「使い方がよく分からないから私には無理」

という声も聞きます。

でも、AIって使いようによってはびっくりするほど早く疑問が解決したり、めんどうな作業から解放されたりするんです。

できた時間で、のんびりお茶を1杯飲むも良し、読みたかった本を読んでみる、散歩して季節の花を見てみる…なんてこともできてしまいます。

今回は、筆者が実際にAIを使ってラクをしたり、楽しんだりしている方法をご紹介します。

無料でできるものばかりなので、一度試してみませんか?

定番の使い方「友達に聞くように調べ物ができる」

Googleなどで調べ物をするときは、単語(キーワード)を打ち込んで検索しますよね。

SNSも、「#(ハッシュタグ)」をつけて、お店だったりスイーツだったり、気になるものを見つけ出します。

でも、「その肝心のキーワードが浮かばないんだけど…!!」という時、ありませんか?

筆者はめちゃくちゃあります(笑)。

また、Googleでたとえば「カラートリートメント おすすめ」で調べて出てきた記事って、ときどき「〇〇が一番おすすめです!」というので読んでいたら、けっきょく自社の商品を売ろうとしているだけだった…ってことありませんか?

筆者はめちゃくちゃあります(笑)。

さらに、子どもが高校に入学し「フェンシング部に入ろうかな。ママどう思う?」と言い出したとします。しかし親の自分に全く知識がなかったら、何から調べていいか分からないですよね。

GoogleやSNSで見ても専門的すぎたり、自分の知りたいことが1つにまとまっていないことも。

  • 初心者が高校生から始めて競技として楽しめるようになるの?
  • 危なくないの?
  • 道具一式のお金はいくら?(※最重要)

納得するまで調べていると、どんどん時間が溶けていって、「あっ、もうこんな時間!」ということはないですか?

筆者はめちゃくちゃあります(笑)。

しかし、AIは、友達や家族に聞くように、「フェンシングのこと何も知らないので、高校生がはじめて部活で挑戦する場合に知っておくべきことを教えて。競技として楽しめるようになるのか、危なくないのか、そしてお金どのくらいかかるのか、気になってる」とそのまま聞くだけで、勝手にこちらのレベルに合わせて親切に説明してくれます。

文字を入力するのが面倒なら、上記を話しかければOKですよ。もちろん宣伝も入ってきません(笑)

わずか1分で、「フェンシングには3種目ある」「高校からでも楽しめる」「頭も使うスポーツ」「防具があるからケガはあまり心配ない」「道具は一式6万円くらいが多いけど、部活なら高額な道具は貸してもらえる」などが理解できました。

だけど、この情報って本当なの?」と思うこともありますよね。

たしかに、AIが出始めの頃はいかにも本当っぽいウソ(ハルシネーションといいます)も多かったのですが、最近は情報ごとに参照した記事のリンクをつけてくれます。それをたどって元の情報を見に行けばOK。

ただし、たまにその元情報が古いものだったりしますので、たとえば子どもの入試手続きなど重要なことは必ず元情報まで確認してくださいね!

自分に合ったアイテムを選んでもらえる

次に、最近よく使うのが買い物のリサーチです。

コツは、自分の情報をできるだけ伝えておくこと。

  • 身長
  • 服や靴のサイズ
  • 年代
  • 好きな色
  • 好きなファッションの系統(シンプルでモノトーン系が多い、スカートやワンピースなどフェミニン、デニムやスニーカーメインのカジュアル、ナチュラル系、かっちりオフィス系など)
  • 筆者は、Pinterestというアプリを使って、好きなファッションや髪型・ネイルデザインなどの画像をコレクションしていますので、その画面のURLをAIに教える(うまく読み込めない時はスクショを貼る)のもおすすめ。

その上で、たとえば「私に合いそうなスポサン(スポーツサンダル)」を探して」と頼むと、条件にあったものをピックアップしてくれるんです。

値段も通販サイトのリンクも表示してくれるので、気に入ったらタップ(クリック)するだけ。

もちろん「黒を探してほしい」など頼めば何度でもやり直してくれます。

自分で探すのももちろん楽しいですが、忙しい時にこの速さは本当に助かりますし、意外にも自分では思いつかなかったセレクトで「その手があったか!」と思うこともしばしばです。

時間ができたら…何をする?

さて、こんな感じで調べ物やショッピングで時短をしていけば、本当に毎日に少し時間が生まれると思います。

そこで「動画を見て楽しむ」でももちろん良いのですが、デジタルを離れ、生きた動植物を世話したり、手しごとの趣味を楽しむ…というのは非常にすてきな時間の使い方ではないでしょうか。

最近、大人女性に限らず若い世代でも、手書きの大切さを見直す機運が見られます。

3年分や5年分が1冊にまとまった日記帳に今日のことを1行だけ書き記す「ひとこと日記」や、訪れたお店のカードや地図を貼ったりイラストを書いたりして1冊の白いノートを仕上げていく「ライフログ」などは、通販サイトでもよく在庫切れになるほどの人気です。

また、「ZINE(ジン)」という個人で作る小冊子もちょっとしたブームになっています。出版社を通さないためその人のこだわりを100%詰め込むことができ、人の温もりが伝わるところが、作る側にも買う側にも魅力なのかもしれません。

AIを活用して、人間ならではの時間を楽しむなんて少し不思議かもしれませんが、本来AIとはそのような目的で開発されたものだと思っています。

有名なAIのChatGPTGeminiなど、個人的に使う程度ならどれも無料プランで十分使えますので、いちども触ったことがない…という方は、次に「えっと、あれあれ何だっけ」となった時にでも、気軽にAIに尋ねてみてはいかがでしょうか。

POINT

  • AIは気軽になんでも話し言葉で聞いてみるのがおすすめ
  • 自分の好みを覚えてもらい、ぴったりのアイテムを探せる
  • できた時間で「あえてアナログ」も素敵