ニットやカーディガン、ジャケットにコート…秋冬はおしゃれが楽しい季節ですが、どうしても見た目のボリュームが出やすかったり、のっぺりとしたシルエットになってしまったりという悩みもあります。
そんな時に、たった1つでガラッと雰囲気を変えられる魔法のアイテムが「ベルト」です。
特に2025-2026年の秋冬シーズンは、ハイブランドでもこぞってベルトでウエストマークする着こなしが一大トレンドになっています。
今回は、アラフォーからの大人女性向けに、ベルト使いや洋服との合わせ方のコツを紹介します。
トレンドの「ベルト」はどんなタイプが使える?
「ベルトがトレンドになっている」といっても、既に2~3本はクローゼットにある方が多いのではないでしょうか?
実は、この秋冬のベルトを使ったコーディネイトは、ベルトそのもののデザインはそこまで気にしなくても大丈夫なんです。
実際、シャネルやプラダなどのコレクションでも、細いベルトから太いものまで様々なタイプが使われていましたが、カラーは黒やブラウンなどベーシックなものが多かったため、必ずしも新しく購入せずとも手持ちのベルトで十分に活用できそうです。
ただし、ニットやコートなどボリューム感のあるアイテムの上から巻くことが多いため、ジャストウエストよりはサイズ(ベルト穴の位置)にゆとりのあるものがおすすめ。


新しく購入を考えている人は、秋冬はマフラーやタートルネックなどで首もとが隠れジュエリーの出番が少ないため、ベルトをアクセサリーのようにとらえて、ポイントのあるデザインを選ぶのもおすすめです。


この秋冬トライしたい「ベルトでウエストマーク」のコーディネイト
10月は「ワンピース×ベルト」
日中はまだまだアウターなしでも過ごせる昨今の10月は、ロング丈のワンピースのウエストをベルトマークした着こなしがおすすめです。
体型をカバーしながらメリハリのあるフェミニンなシルエットに仕上がり一石二鳥。

写真では共布ベルトですが、黒や茶色のレザーベルトにチェンジするとより今年らしい着こなしが楽しめます。
11月は「ジャケット×ベルト」や「ニット×ベルト」
秋本番の11月は、ショート~ミドル丈のジャケットや、ふんわりとしたニットやカーディガンの上からベルトを巻けば、ぐっと今年風に。


ベルトはジャストウエスト位置よりも少し上に巻くのがポイントです。カーディガンの場合は、前開きにしたままでベルトを巻くのもおすすめ。
ゆったりしたニット+ワイドパンツや、上下とも淡いカラーの組み合わせは膨張して見えがちですが、ベルトでウエストマークすることで手軽に引き締め効果が得られます。
12月からはロングコートにベルトを
冬になったら、迷わずロングコートをエストマークで着こなしましょう。


明るい色のコートはふくらんで見えそうで敬遠していた人も、ベルトでウエストマークすることでほどよくシェイプされたシルエットになるのでぜひ試してみてくださいね。
「難しそう…」ベルト付きアイテムなら失敗なし!
手持ちのアイテムとベルトで今年らしい着こなしが叶うとはいえ、やっぱり難しそう…と思ったら、今季はベルト付きのパンツやスカートも豊富に出回っていますので、ぜひチェックしてみて。

POINT
- 今季はニットやアウターの上からベルトでウエストマークする着こなしが流行
- カラーはベーシックなものでOK。やや高めの位置で巻くのがコツ
- 秋はカーディガンやショート丈ジャケットに、冬はロングコートに合わせるのがおすすめ
【あわせて読みたい】知っておきたいベルトの種類や名称。「細ベルト」「太ベルト」のサイズとは?
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!





