2026年8月26日(水)~28日(金)、東京ビッグサイトで「ジャパンジュエリーフェア2026(Japan Jewellery Fair 2026/JJF2026)」が開催されます。
日本最大級のジュエリー専門展示会として知られるJJFですが、「一般のジュエリーファンも入れる?」「会場でジュエリーを購入できる?」「B2Bの展示会とは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、JJFは主にジュエリー業界関係者を対象としたB2Bの展示会です。一般消費者向けの販売イベントではなく、入場には事前登録と本人確認が必要です。
一方で、ジュエリー関連の事業者だけでなく、ジュエリーの販売や仕事への活用を検討している人、関連分野を学ぶ学生などを対象とした企画もあります。
この記事では、JJF2026の入場条件や開催概要、今年の見どころ、来場前に準備したいことをわかりやすく紹介します。
※掲載内容は2026年8月24日時点の公式情報をもとにしています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
JJF2026の開催日・会場・入場方法
まずは、JJF2026の基本情報を確認しておきましょう。
- 開催日:2026年8月26日(水)~28日(金)
- 開催時間:10:00~18:00
- 最終日:8月28日(金)のみ17:00終了
- 会場:東京ビッグサイト 東1・2ホール
- 対象:ジュエリー業界関係者を中心としたB2B展示会
- 入場料:無料
- 入場方法:来場事前登録が必要
- 当日の持ち物:入場証QRコード、顔写真付き身分証明書
- 年齢制限:18歳未満は入場不可
事前登録後に発行される入場証のQRコードを、当日受付で提示します。
2026年は会場のセキュリティ強化に伴い、受付で本人確認が実施されます。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど、顔写真付き身分証明書の原本を忘れずに持参しましょう。
身分証明書のコピーや、スマートフォンに保存した画像では入場できません。
ジャパンジュエリーフェア(JJF)とは?

ジャパンジュエリーフェア、通称JJFは、ジュエリー業界のプロフェッショナルを対象とした国際的なB2Bトレードショーです。
世界最大級の宝飾展示会「ジュエリー&ジェムワールド香港」を主催するインフォーマ マーケッツと、一般社団法人日本ジュエリー協会の共同プロジェクトとして開催されています。
会場には、国内外のジュエリーメーカー、宝飾商社、デザイナー、宝石・真珠関連企業、加工・製造事業者、ジュエリービジネスを支えるサービス事業者などが集まります。
年末商戦に向けた商品の買い付けや商談、新しい取引先の開拓、業界関係者の情報交換の場として活用されている展示会です。
完成品のジュエリーだけでなく、ルース、真珠、貴金属、加工技術、製造機器、パッケージ、リフォーム、リジュエリーなど、ジュエリーに関する幅広い分野を一度に見ることができます。
ジュエリーのデザインやトレンドだけではなく、「どのようにつくられ、流通し、販売されているのか」まで知ることができるのが、プロ向け展示会であるJJFの特徴です。
JJF2026は一般の人も入れる?
JJF2026は、誰でも自由に入場できる一般消費者向けイベントではありません。
公式サイトでは、JJFを「B to Bにこだわる“プロ”のためのジュエリー展」と位置づけています。
商品の買い付けや商談、取引先開拓を主な目的としているため、基本的にはジュエリー業界や関連ビジネスに携わる人が対象です。
一般のジュエリーファンが、ショッピングや見学だけを目的として参加する即売イベントとは性格が異なります。
ただし、現在ジュエリー業界で働いていなくても、ファッション、美容、デザイン、通販、EC、ライブコマースなどの仕事に携わり、今後ジュエリーを販売・提案したい人にとっては、ビジネスとの接点を見つける場となります。
ジュエリーデザイナーや作家として活動したい人、ジュエリーコーディネーターを目指している人、ジュエリー関連分野を学んでいる学生なども、対象となるプログラムや登録条件を確認してみるとよいでしょう。
2026年は、ジュエリー業界の人材育成を目的とした学生向け特別招待プログラムも設けられています。
自分が来場対象になるか判断できない場合は、登録前に公式サイトの案内を確認するか、主催者へ問い合わせると安心です。
JJFはジュエリーを買うためのイベント?
JJFは、一般消費者がジュエリーを買うことを目的とした販売イベントではありません。
出展企業の多くは、小売店、バイヤー、卸売業者、デザイナーなどとの商談や、新しい取引先の開拓を目的としています。
会場で商品や素材を見ることはできますが、取引単位、価格、納期、発注条件などは出展社によって異なります。一般の店舗のように、表示価格の商品を一つだけ購入して持ち帰る形式とは限りません。
JJFは「ジュエリーを買う場所」というよりも、プロが仕入れや商品開発、取引の相談をする場所と考えるとわかりやすいでしょう。
B2B(BtoB)とB2C(BtoC)の違い

JJFを理解するうえで知っておきたいのが、B2BとB2Cの違いです。
B2B(Business to Business)とは
B2Bとは、企業や事業者同士で行われる取引のことです。
例えば、ジュエリーメーカーが小売店へ新作を卸す、宝石商がデザイナーへルースを販売する、加工会社がブランドから製造を受注するといった取引が該当します。
商品の価格やデザインだけでなく、発注数量、納期、加工方法、取引条件、継続的な供給体制なども重要になります。
JJFは、このような商談や仕入れ、新しいビジネスパートナーとの出会いを主目的としたB2B展示会です。
B2C(Business to Consumer)とは
B2Cとは、企業が一般消費者へ商品やサービスを提供する取引です。
百貨店やジュエリーショップで指輪を購入する、ブランドのオンラインストアでネックレスを注文するといった買い物がB2Cにあたります。
B2Cでは、商品そのものに加えて、接客、ブランドストーリー、店舗空間、ギフト包装など、購入体験も重視されます。
JJFは原則としてB2Bの展示会であり、一般消費者向けのジュエリーイベントとは目的が異なります。
JJF2026で注目したい5つの見どころ
JJF2026では、ジュエリー業界の現在地とこれからを知るための多彩な展示や企画が行われます。
1.「ラボグロウンダイヤモンド」「リジュエリー」など市場の変化
2026年は、ラボグロウンダイヤモンド、リジュエリー、ゴールドジュエリーなど、今後のジュエリー市場を考えるうえで注目したいテーマが特集されています。
ラボグロウンダイヤモンドとは、研究所や工場で人工的に育成されたダイヤモンドのことです。天然ダイヤモンドとは異なる背景や価値を持つ、新しい選択肢として取り扱う企業が増えています。
リジュエリーとは、受け継いだジュエリーや使わなくなった宝石を、現在のライフスタイルに合うデザインへ生まれ変わらせる考え方です。
金価格への関心が高まるなか、ゴールドジュエリーも「身につける美しさ」と「素材としての価値」の両面から注目されています。
それぞれの価値をどのように伝え、商品として提案していくのか。市場の変化を実際の商品や企業の発信から確認できる機会です。
2.パール、珊瑚、甲府など日本のジュエリー産業
会場には、ジャパンパールパビリオン、ジャパンコーラルパビリオン、甲府ファインジュエリー、ジュエリータウンおかちまちパビリオンなどが設けられます。
真珠の加工・流通に携わる企業、宝石珊瑚の伝統を受け継ぐ産地、宝飾加工で知られる甲府、職人や問屋が集まる御徒町など、日本のジュエリー産業を支える地域と企業が集まります。
高知の宝石珊瑚を紹介する特別展示では、伝統的な加工技術だけでなく、宝石珊瑚の生態や資源管理に関する研究成果も紹介されます。
美しいジュエリーを見るだけでなく、産地の歴史や技術、持続可能性まで学べることも注目したいポイントです。
3.ジュエリービジネスを支える最新技術
商品撮影、CAD、3Dスキャン、検査機器など、ジュエリーの企画・製造・販売を支える技術も紹介されます。
ジュエリー業界でも、デザインや製造、品質管理、EC販売、情報発信のデジタル化が進んでいます。
例えば、CADや3D技術は、デザインの確認やオーダーメイド、リフォームの提案にも活用できます。商品撮影の技術は、オンラインショップやSNSでジュエリーの魅力を伝えるうえで欠かせません。
「どんなジュエリーが売れるか」だけではなく、「どのようにつくり、見せ、届けるか」を考えられる展示です。
4.第9回ジュエリーコーディネーター接客コンテスト
8月27日(木)には、第9回ジュエリーコーディネーター接客コンテストの公開最終審査が行われます。
事前審査を通過した5名のファイナリストが、模擬店舗で接客技術を競います。
ジュエリー販売には、宝石や素材に関する知識だけでなく、お客様の希望や気持ちをくみ取り、ふさわしい商品を提案する力が求められます。
とくにジュエリーは、結婚、記念日、人生の節目、大切な人からの継承など、個人的な物語と結びつくことの多い商品です。
販売に携わる人はもちろん、ジュエリーコーディネーターを目指している人にも、学びの多いプログラムとなるでしょう。
5.ジュエリーを深く知る専門セミナー
JJF2026では、ジュエリーの歴史、宝石の知識、販売、職人技、持続可能性などをテーマにした専門セミナーが開催されます。
主なプログラムには、次のようなものがあります。
- 「販売員の『心』を動かし、顧客の『心』を動かすスタッフ研修とは Vol.2」
- 「日本人の指輪100年」
- 「ブルー・サファイア 産地でここまで違う―特徴を理解し、魅力を伝える―」
- 第9回ジュエリーコーディネーター接客コンテスト
- 「唯一無二 時計彫金師のデザインと職人魂」
- 「未来のジュエリー職人へ贈る日本の石留め技術」
- 「宝石珊瑚の生態と資源管理~海の宝石を未来へつなぐ科学~」
商品の買い付けだけでなく、ジュエリーの文化的背景や産地、技術、販売方法まで学べることが、JJFの大きな魅力です。
セミナーには定員があり、事前申込が必要な場合があります。参加したいプログラムがある方は、早めに公式サイトで確認しましょう。

(※JJF2025セミナーの様子)
JJF2026へ行く前に準備したいこと

JJFは展示分野が幅広く、会場も大きいため、目的を決めずに歩いていると十分に見られない可能性があります。
来場前に、次の準備をしておくとよいでしょう。
来場事前登録を済ませる
JJF2026への入場には事前登録が必要です。
登録後に発行される入場証QRコードを、スマートフォンなどですぐに表示できるようにしておきましょう。
顔写真付き身分証明書を用意する
2026年は受付で本人確認が行われます。
顔写真付き身分証明書は、コピーや画像ではなく原本が必要です。登録した氏名と身分証明書の氏名が一致していることも確認しておきましょう。
出展社とフロアマップを確認する
公式サイトのデジタルショールームでは、出展社や取扱商品を事前に確認できます。
気になる企業やパビリオン、展示テーマをいくつか選び、ブースの位置をフロアマップで確認しておくと効率的です。
セミナーを予約する
セミナーやイベントには、事前申込が必要なものがあります。
会場を回る時間も考えながら、参加したいプログラムを中心にスケジュールを組んでおきましょう。
名刺や事業資料を持参する
商談や情報交換を予定している場合は、名刺を多めに用意しておくと安心です。
ショップやブランドの立ち上げを検討している人は、現在の事業内容や販売計画を簡単に説明できる資料があると、出展社との話が進みやすくなります。
JJF2026についてよくある質問

Q.JJF2026は一般の人も入場できますか?
JJFは、ジュエリー業界関係者を中心としたB2B展示会です。一般消費者向けのイベントではありません。関連事業者や、ジュエリー販売への参入を検討している人、対象となる学生などは、公式サイトで登録条件を確認してください。
Q.当日、会場へ行くだけで入れますか?
事前登録が必要です。登録後に発行される入場証QRコードと、顔写真付き身分証明書の原本を持参してください。
Q.入場料はかかりますか?
入場料は無料ですが、来場事前登録が必要です。セミナーについても、事前申込の有無を確認してください。
Q.18歳未満でも入場できますか?
18歳未満の方は入場できません。学生向け特別招待プログラムについても、対象や年齢などの条件を公式案内で確認してください。
Q.会場でジュエリーを購入できますか?
JJFは、事業者同士の商談や仕入れを目的とした展示会です。一般的な即売会とは異なり、取引条件は出展社や商品によって異なります。個人向けの販売を目的としたイベントではありません。
Q.セミナーは予約が必要ですか?
事前申込が必要なセミナーがあります。定員に達する可能性もあるため、参加したいプログラムは早めに公式サイトで確認してください。
Q.学生も入場できますか?
2026年は、ジュエリー業界の人材育成を目的とした学生向け特別招待プログラムが設けられています。対象となる学校や専攻、登録方法などを公式案内で確認してください。
JJF2026開催概要
■名称
ジャパンジュエリーフェア2026
Japan Jewellery Fair 2026/JJF2026
■会期
2026年8月26日(水)~28日(金)
■開催時間
10:00~18:00
※最終日の8月28日(金)は17:00まで
■会場
東京ビッグサイト 東1・2ホール
■主催
インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
一般社団法人日本ジュエリー協会
■入場料
無料(来場事前登録必須)
■入場時に必要なもの
入場証QRコード
顔写真付き身分証明書の原本
■年齢制限
18歳未満は入場不可
■公式サイト
ジャパンジュエリーフェア2026
JJF2026でジュエリー業界の「今」を知る
JJF2026は、国内外のジュエリー関連企業や専門家が集まり、商談、仕入れ、情報交換を行うB2B型の展示会です。
一般消費者向けのジュエリーイベントとは異なりますが、ジュエリー業界で働く人、ビジネスへの参入を検討している人、専門分野を学んでいる人にとっては、業界の「今」を一度に知ることができる貴重な機会です。
2026年は、ラボグロウンダイヤモンド、リジュエリー、ゴールド、パールといった市場テーマに加え、日本の産地や職人技、販売・製造を支える新しい技術にも注目が集まります。
ジュエリーを単なる商品としてではなく、素材、技術、流通、接客、文化まで含めて見られることが、プロ向け展示会であるJJFの魅力です。
POINT
- JJF2026は2026年8月26日~28日に東京ビッグサイトで開催
- ジュエリー業界関係者を中心としたB2B展示会(来場事前登録と顔写真付き身分証明書が必要)
- リジュエリー、ゴールド、パール、日本の産地・技術などに注目!
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。




